シャノン Shannon
フリースタイルを生んだエレクトロ・ファンクの女王
フリースタイル史上最大のヒット曲“Let The Music Play”で知られるスーパースターである。アメリカのみならず、イギリスやヨーロッパでも爆発的なヒットとなり、実に800万枚という驚異的なセールスを記録した。ラテン特有のキャッチーなフック、当時最新鋭のドラム・マシンTR-808を駆使したヘヴィーなグルーヴ、ヴォコーダーやコンピューターを使った派手なエフェクト。80年代のダンス・ミュージックを語る上で絶対に欠かすことの出来ない、エポック・メイキング的な作品だ。当時はアーサー・ベーカーによって確立されたエレクトロ・ファンクが世間の注目を集めていたが、シャノンの“Let The Music Play”はまさにそんな時代を象徴する作品だった。この曲のヒットをきっかけに、ダンス・ミュージック・シーンはより本格的なテクノロジー全盛時代に突入することとなる。史上初のフリースタイル作品とも呼ばれているが、フリースタイルだけでなく世界中の音楽シーンに多大な影響を与えた重要な作品だったと言えるだろう。
1958年5月12日、ワシントンDCで生まれたシャノンは、本名をブレンダ・シャノン・グリーンという。ニューヨークに移ったシャノンは、ヨーク大学で音楽を専攻。卒業後はニューヨーク・ジャズ・アンサンブルのボーカリストとなった。ジャズ・ドラマーのレニー・ホワイトと知り合ったシャノンは、彼のファンク・バンド“Brownstone”のゲスト・ボーカルを務めるようになり、これをきっかけに数多くのレコーディング・セッションに参加するようになる。そんな折、知人の紹介でオーディションを受けたのが、“Let
The Music Play”のレコーディングだった。
この“Let The Music Play”、実は当初は“Fire and
Ice”というタイトルのラップ作品だった。シャノンも、いつものバック・コーラスのアルバイトとしてオーディションを受けたつもりだったが、彼女のユニークな歌声気に入ったプロデューサーのマーク・リジェットとクリス・バーボサは、ボーカル作品としてメロディを作り直す事にした。なかなかタイトルが決まらなかったが、レコーディング中に誰かが呟いた“音をかけようぜ(Let
the Music
Play)”という一言がヒントになったという。
1983年9月にニューヨークのインディペンデント・レーベル、エマージェンシー・レコードからリリースされた“Let
The Music
Play”はたちまちクラブ・シーンで大反響を呼び、大手アトランティック・レコードが全米での配給権を獲得。11月にアトランティックの子会社ミラージュ・レコードから再リリースされると、たちまちビルボードのダンス・チャートを駆け上がり、ナンバー・ワンの座を獲得した。さらに全米ポップ・チャートでも8位を記録し、イギリスやドイツ、イタリアでもヒット・チャートの上位を占める爆発的な大ヒットとなったのだった。
翌84年にはセカンド・シングル“Give
Me
Tonight”が発売され、こちらも全米ダンス・チャートで1位、ポップ・チャートで46位をマークし、さらにはヨーロッパでも前作に匹敵するほどのセールスを記録。ファースト・アルバム“Let
The Music Play”からは、さらに“Sweet Somebody”、“My Heart's
Divided”がシングル・カットされた。
85年の春にはセカンド・アルバムからの第1弾シングル“Do You Wanna Get
Away”を発売。よりポップ色を増したスリリングなエレクトロ・ファンクで、全米ポップ・チャートでは48位と奮わなかったが、ダンス・チャートでは再び1位を記録した。その他、セカンド・アルバムからは“Stronger
Together”、“Stop The
Noise”、“Urgent”がシングル・カット。ダンス系アーティストが一発屋と見られがちだった当時としては、実に見事な活躍ぶりだった。
しかし、86年の11月にリリースされたサード・アルバム“Love
Goes All The Way”がまさかの不発。ファースト・シングル“Prove Me
Right”はポップ・チャートでもダンス・チャートでもランク・インすら出来ず、わずかにR&Bチャートで82位にランクされたのみだった。ロビー・ブキャナンやパトリック・アダムスといったディスコ・ソウル系のベテラン・プロデューサーを起用した“Love
Goes All The
Way”は、それまでの派手なエレクトロ路線から一転して、よりディープでソウルフルなR&Bサウンドを目指したアルバムだったが、このイメージ・チェンジが最大の敗因だったと言えるだろう。シングルの“Prove
Me
Right”、“Dancin'”はいずれも非常にクオリティの高い作品であったし、アルバムとしても彼女のベストと呼べる出来映えだっただけに、とても残念な結果だった。
この“Love
Goes All The
Way”の大失敗から、シャノンはアトランティックとの契約を打ち切られてしまい、音楽シーンから姿を消してしまう事となる。
シャノンは当時を振り返って、“音楽ビジネスをちゃんと理解していれば良かった。右も左も分からない状態だったから、他人の言う事に振り回されてばかりだったのよ。余りにもウブだったわ”と語っている。大学を出たばかりの無名のセッション・シンガーから、一夜にして世界的なスーパースターとなったシャノン。特に野心があったわけでもなく、アルバイト感覚でレコーディングした作品がいきなりミリオン・セラーを記録し、表舞台に引っ張り出されてしまったのだから無理もなかろう。しかし、その無防備さ、不器用さこそが彼女のボーカリストとしての魅力であったという事も否定できない。シャノンの歌声はどこか純真無垢で暖かい。しかも柔らかくてソフトだ。黒人ダンス・ディーバ系ボーカリストにありがちな大仰さが皆無で、実にしなやかで優しい。ある意味、無機質なエレクトロ・サウンドに人肌の温もり与えるような存在だったと言えるだろう。マーク・リジェットとクリス・バーボサは、そのユニークな魅力を理解した上で彼女を起用したのだと思う。
さて、その後のシャノンの軌跡を駆け足で追ってみたい。89年にイタリアでリリースされた“Let The Music
Play”のリミックス・バージョンがヨーロッパ各国で大ヒットし、さらに90年には“Give Me
Tonight”のリミックスも発売されて好評を得た。このリバイバル・ヒットを受け、シャノンは91年にイタリアのポリグラム・レコードからシングル“Part
Time Lover”をリリースし、4年振りのカムバックを果たした。さらに、イタリアのフライング・レコードで“Let The Music
Play”のニュー・バージョンをレコーディング。95年には再びイタリアでシングル“It's Got To Be
Love”をリリースしている。
こうしたヨーロッパでの活動を経て、96年にはアフリカ・バンバータとシングル“Do the Wrong
Thing”をレコーディング。さらに、97年発売のトッド・テリーと組んだシングル“It's Over
Love”が98年にビルボードのダンス・チャートで1位を記録して、いよいよ本格的に音楽活動に本腰を入れるようになった。翌99年にはイギリスのSash!と組んだシングル“Move
Mania”が全米8位を記録。2000年には満を持して“Give Me Tonight
2000”がリリースされ、ビルボードのダンス・チャート1位をマークした他、ドイツやイタリアで大ヒットを記録した。さらに14年振りとなる4枚目のアルバム“Best
Is Yet To
Come”をリリース。ハード・ハウスやトランスといった“今”の音だけでなく、アコースティックなバラードなどもふんだんに収録した作品で、古くからのフリースタイル系ファンにはちょっと残念な内容ではあった。とはいえ、往年のスーパースターの見事な復活劇というのは喜ばしいもの。今年2007年にはラスト・ポエツなどをゲストに迎えたR&Bアルバム“A
Beauty
Returns”もリリースされたばかり。フリースタイル・ミュージックはすっかり下火になってしまったが、シャノンまだまだバリバリ現役のようだ。
Let The Music Play
(1983) Let The Music Play
(1984) Do You Wanna Get Away
(1985) Stop The Noise
(1985)
(P)1983 Emergency Records
(USA)
(P)1984 Bellaphon
(Germany)
(P)1985 Mirage Records
(USA)
(P)1985 Mirage Records
(USA)
Side A
Let The Music Play 5:49 ビデオ
Side B
Let
The Music Play (Dub Version) 6:10
produced by Mark Liggett &
Chris Barbosa1,Let The Music Play 3:33 ビデオ
2,Sweet
Somebody 4:40 ビデオ
3,Someone
Waiting Home
4,Give Me Tonight 6:04 ビデオ
5,My Heart's
Divided 4:27 ビデオ
6,It's You
4:02
7,One Man 3:45
8,Let The Music Play (Re-mix) 6:02 ビデオ
produced
by Mark Liggett & Chris Barbosa1,Do You Wanna Get Away 5:02 ビデオ
2,Doin' What
You're Doin' 4:32
3,Stop The Noise 5:12 ビデオ
4,Stronger
Together 4:59 ビデオ
5,Urgent
5:18 ビデオ
6,Why
Can't We Pretend 3:53
7,Let Me See Your Body Move 4:22 *
8,Bedroom
Eyes 4:05
produced by Mark Liggett & Chris Barbosa
*
produced by Russell TaylorSide A
Stop The Noise (Vocal
Remix) 5:04
Side B
1,Stop The Noise (Dub Version) 5:36
2,Stop The
Noise (LP Version) 5:12
produced by Mark Liggett & Chris
Barbosa
フリースタイル・ミュージックの原点にして、80年代ダンス・ミュージックの記念碑的傑作。キュルルルル・・・ヒュッ、パーン!というオープニングのシンセ・エフェクトが当時はむっちゃくちゃカッコ良かったです。ボコボコバキバキいうSEとスクラッチの掛け合いが迫力満点のダブ・バージョンも最高。ポップスとしても非の打ち所のない作品で、まさに売れるべくして売れた1曲。全てのダンス・ミュージック・ファンにオススメです。
リミックスを含めた全8曲中、4曲がシングル・カットされるという大ヒットとなったファースト・アルバム。代表作#1と#4は勿論のこと、アーバン・ソウルとブレイク・ダンスを見事に融合したエレガントでお洒落なダンス・ナンバー#2や、よりラテン色を強めた切れ味バツグンのキャッチーなエレクトロ・ファンク#5、ドライブ感溢れる爽やかなロック・ナンバー#7など、いい曲ばかりです。また、このアルバム向けに製作されたリミックス#8の壮大なスケール感も圧巻。
全体的によりポップ色を強めたセカンド・アルバム。ファースト・シングルの#1はテクノ・ポップ的なアプローチが濃厚だし、SFX満載のプロモ・ビデオがユニークだった#3や、幾重にもレイヤーを重ねたシンセ・サウンドがゴージャスな#4など、UKやドイツのニューウェーブ・テクノの影響をかなり受けている印象です。なので、フォーリナーのカバー#5なんて一見不釣合いに見えますが、意外にもしっくりと来る。アメリカよりもヨーロッパで受けるタイプの作品です。
シャノンの12inchバージョンで、唯一未だにCD化されていないのがコレ。アルバム・バージョンより短い分、無駄のない切れのいいミックスに仕上がっています。ただ、最後がフェード・アウトというのは12inchとしてはいかがなものかと・・・。エフェクトで遊びまくったダブ・バージョンと2枚使いしないと実用プレイには向かないかもしれません。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
Love Goes All The Way (1986) |
Give Me Tonight Remixes (1990) |
Part Time Lover (1991) |
12" Extended Mixes |
(P)1986 Atlantic Recording (USA) | (P)1990 ZYX Records (UK) | (P)1991 Casablanca/Polygram (Italy) | (P)1991 Old Gold Records (UK) |
1,Prove Me Right 4:13 ビデオ 2,Love Goes All The Way 3:49 3,Dancin' 4:56 4,Sabotage My Heart 4:52 ビデオ 5,You Put A Spark In My Life 4:31 6,Right Track 5:06 7,Faces In The Crowd 4:01 8,You Blew 4:45 produced by Robbie Buchanan, Russel Taylor, Mark Liggett & Chris Barbosa, Patrick Adams |
Side 1 1,Give Me Tonight (The Philly Jump Mix) 6:58 ビデオ 2,Give Me Tonight (The Instru-Mental Mix) 5:45 Side 2 1,Give Me Tonight (The Mighty Mix) 7:30 2,Give Me Tonight (The Original Mix) 6:05 remixed by Gino "Woody" Bianchi |
1,Let The Music Play (European Remixed Version) 7:25 ビデオ 2,Stronger Together 4:59 3,Part Time Lovers (Siamo Donne) 3:52 4,Doin' What You're Doin' 5,Give Me Tonight (The Mighty Mix) 7:30 6,Do You Wanna Get Away 4:57 7,Why Can't We Pretend 3:53 8,It's You 4:02 #1 produced by Pino Toma #3 produced by G.Muciaccia #5 remixed by Gino "Woody" Bianchi |
1,Let The Music Play 6:03 2,Give Me Tonight 6:05 3,Sweet Somebody 5:53 produced by Mark Liggett & Chris Barbosa |
シャノンのアルバムの中では最も完成度の高いサード・アルバム。それだけに、全く売れなかったのは非常に残念でした。アーバ・ソウル色を強めた仕上がりで、ダンス・ポップスとしてもR&Bとしても非常にクオリティの高い作品。どうしてもエレクトロ・ファンクというイメージが強かったのが災いしたのかもしれません。特にセカンド・シングルとなった#3はPファンク風のヘヴィーなサウンドと優雅なメロディの相性がバツグンの名曲で、個人的にむちゃくちゃ大好きでした。オススメです。 | イタリアで制作されたリミックス・バージョン。まさにイタロ・ハウス!といった感じで、ブラック・ボックス辺りを想像して頂ければよろしいかと。リミックスを手掛けたジーノ・ビアンキは当時UKのPulse 8なんかでも仕事をしていて、イタロ・ハウス職人の中では比較的ガラージ寄りだった人。それだけに、ここでも程よくディープなサウンドを聴かせてくれており、オリジナルの哀愁感を生かしたまずまずの仕事ぶりです。 | イタリアでリリースされたシャノンのカムバック盤。とはいえ、新曲#3にイタリア盤リミックス#1と#5、さらに過去の作品を適当に加えた中途半端な構成。どういう基準で選曲されているのか皆目見当がつきません。89年にイタリアでリバイバル・ヒットとなったリミックス#1は原曲をそのままユーロ・ハウスに衣替えしただけで、目新しさは全くないものの、オリジナルのファンには安心して聴ける仕上がり。肝心の新曲#3はまさにブラック・ボックスそのもの、といった感じのポップなイタロ・ハウス。凡作。 | 90年代に数多くの12inchバージョンを積極的にCD化していたオールド・ゴールド・レーベルからリリースされた3曲入りのマキシ・シングル。このレコード会社には本当にお世話になったもんでした。で、このシングル。#1は正確にはオリジナルの12inchバージョンではなく、アルバムに収録されていたリミックス。#2はアルバムにも12inchバージョンが収録されていたので、コレクター的には#3が本作の目玉ということになります。とりあえず12inchベストを持っていれば必要のない1枚かも。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
Let The Music Play 1992 (1991) |
Rain Song (1992) |
The Best Of Shannon |
It's Got To Be Love (1995) |
(P)1991 Flying Records (Italy) | (P)1992 DJ World (USA) | (P)1995 Sequel/Deep Beets (UK) | (P)1995 ZYX Music (Germany) |
A Side 1,Let The Music Play (New Version 1992) 6:00 B Side 1,Let The Music Play (The Anxious Mix) 3:35 2,Let The Music Play (Woody Replay Mix) 5:28 remixed by Gino "Woody" Bianchi, Corrado Rizza & Domenico Scuteri. |
This Side 1,Rain "E" Vocal Mix 2,Smoove Shower Dub That Side 1,Ralphi Rosario's Stormy Weather Mix * 2,Ralphi's Cloudy Day Dub* ビデオ produced by E-Smoove. * remixed by Ralphi Rosario |
1,Let The Music Play (12"
Mix) 2,Sweet Somebody (Special Extended Vocal Mix) 3,Stronger Together (12" Mix) 4,My Heart's Divided (12" Mix) ビデオ 5,Give Me Tonight (Long 12" Version) 6,Do You Wanna Get Away (12" Mix) 7,Urgent (12" Mix) 8,Prove Me Right (12" Mix) 9,Dancin' (12" Mix) 10,You Put A Spark In My Life (LP Mix) 11,Give Me The Music (Medley) ビデオ |
1,Radio Mix 4:00 2,Extended Club Mix 5:50 ビデオ 3,FM Edit Mix 4:25 4,Vibey Wave Mix 6:12 5,Acappella Mix 4:22 produced by De Point Production |
イタリア人はよっぽどこの曲が好きなんでしょーね。89年のリミックスに続いてリリースされた12inch。こちらは新たにレコーディングし直されたリメイク盤になります。“Give Me Tonight”のリミックスを手掛けたジーノ・ビアンキが参加しており、ディープでアンダーグランドな雰囲気のイタロ・ハウスに仕上がっています。個人的にはトライバル感のあるB面の#2が結構好き。ただ、いずれもオリジナルのファンには好き嫌いが分かれるところでしょう。 |
リリース当時アメリカではすっかり過去の人だった為、ほとんど注目される事もなく消えてしまったシングル。プロデュースはあのE-Smoove!スティーブ・シルク・ハーリーのミキサーとして当時注目を集めていましたが、ここでもシー・シー・ペニストンの“We Got A Love Thang”を彷彿とさせるハッピーなガラージ・サウンドを聴かせてくれます。さらに、リミックスにはまだブレイクする前のRalphi Rosarioが参加。ただ、楽曲としては全く印象に残らない凡作。 |
“Stop The Noise”以外の、アトランティック時代の12inchバージョンが全て収録されたファンにとっては夢のようなベスト盤CD。#1もしっかりとオリジナル12inchバージョンで収録されています。さらに嬉しいのは、#2のUK盤12inchのB面に収録されていたメガミックス#11がオマケで入っていること。これは“Let The Music Play”と“Give Me Tonight”をミックスしたもので、“Give Me Tonight”が当初“Let The Music Play Part 2”として制作されていた事がよく分かる作品です。 | イタリアでレコーディングされたシングル。シャノンのコアなファンでない限りは無視してもOKな凡作です。いかにも当時のユーロ・ハウスといった感じの作品で、ファン・ファクトリーやリアル・マッコイ辺りの路線。というか、聴き方によっては殆どユーロビートで、安室奈美恵のカバーしたロリータの“トライ・ミー”辺りと近い感じ。シャノンが歌ってなけりゃ完全にクソです。 |
![]() |
![]() |
![]() |
Let The Music Play / Give Me Tonight (2000) |
Let The Music Play (2001) |
It's Over Love (1997) |
(P)2000 Contagious Music (USA) | (P)2002 ZYX Music (Germany) | (P)1997 Manifesto/Mercury (UK) |
1,Let The Music Play (X-Beat Mix)
13:34 2,Let The Music Play (Circuit Mix) 13:31 3,Let The Music Play (2000 AD Mix) 9:30 4,Give Me Tonight (2000 AD Mix) 10:30 5,Give Me Tonight (Big Room Mix) 7:45 6,Give Me Tonight (Factory Mix) 9:20 7,Give Me Tonight (Hyper Mix) 6:55 #1 remixed by Junior Vasquez #3 remixed by Plasmic Honey #4 remixed by Hex Hector & Dezroc #5 remixed by DJ Fuma #6 remixed by Jonathan Peters #7 remixed by Jody Den Broeder |
1,Radio Edit 3:28 |
1,Radio Edit 3:47 ビデオ 2,Funky Green Dogs Miami Club Mix 6:00 3,Tee's Club Mix 5:50 4,Loop Da Loop Mix 5:37 5,Blak n Spanish Full Vocal Mix 7:50 6,Dillon & Dickins Divine Mix 6:55 produced by Todd Terry #1 remixed by Oscar Gaetan & Ralph Falcon #4 remixed by Nick Block Rockin Dresti #5 remixed by Phil Asher & Orin Walters. #6 remixed by Dillon & Dickins. |
ジュニア・ヴァスケス、ジョナサン・ピータース、ヘックス・ヘクターなど、ゲイ・クラブ・シーンを中心に活躍する大物ミキサーを一堂に揃えた豪華なマキシ・シングル。この面子だけでも大ヒット間違いなしでしょう。いずれも原曲とは全く別物のハード・ハウス、ディープ・ハウスに仕上がっているため、昔からのファンには抵抗感があるかもしれません。個人的にも、どちらかというとガッカリしてしまったクチ。 | こちらはドイツでリリースされたマキシ・シングル。目玉はガラージ・ハウスの大御所フル・インテンションによるリミックスですね。とてもグルーヴィーでセンスのいいフィルター系ハウスに仕上がっていて、US盤のミックスよりも遥かに素晴らしい出来映えです。また、ブラン・ニュー・ヘヴィーズ辺りを思わせるお洒落でジャジーなガラージ・ハウスに仕上がった#1もなかなか。 | 行方不明になってた(?)CDシングルが出てきたので追加です。90年代を代表するハウスDJ、トッド・テリーと組んだシングルで、シャノンにとっては13年ぶりのダンス・チャート1位となった大ヒット曲。エレガントでキャッチーなメロディが印象的な、非常に良質のガラージ・ハウスです。#1のラジオ・エディットと、そのエクステンデッドに当たる#2がベストのミックス。トッド・テリー自身によるリミックス#3もまずまずです。 |