Micmac Records
伝説のフリースタイル系レーベル復活!
90年代に入って徐々に下火になっていったフリースタイル・ミュージック・シーンの中で、唯一気を吐いていたのがニューヨークのミックマック・レコードだった。ダンス・ミュージックのトレンドがハウスやヒップ・ホップへと移行していき、ラジオ局もフリースタイルを敬遠するようになっていったが、そのような状況下でビルボードのトップ100にヒットを送り込んでいたのは立派だったと思う。
ミックマック・レコードは、1987年にミッキー・ガルシアとマーヴィン・シュラクターによって設立された。ミッキー・ガルシアは、当時エルヴィン・モリーナとのコンビでジュディ・トーレスやC−バンクのプロデューサーとして注目されていた人物だ。当時はフリースタイル・ミュージックの全盛期。ニューヨークには次々とフリースタイル系のインディペンデント・レーベルが設立されており、ミックマックもそうした中の一つだった。
翌1988年には、Cynthiaのシングル“Change
On
Me”がビルボードのダンス・チャートで37位にランクされる。ミックマックにとっては、最初の全米規模でのヒットだった。さらに、1990年にはTianaの“First
True Love”がポップ・チャートで81位、Two Without Hatsの“The
Breeze”がダンス・チャートで11位を記録。ニューヨークのインディペンデント系レーベルとして注目に値する成長を遂げた。さらに、1991年にはCynthiaの“Break
Up To Make Up”がポップ・チャートで70位、92年にはNyasiaの“Who's Got Your
Love”が同じくポップ・チャートで95位をマーク。もし、これがフリースタイル全盛期であれば、メジャー・レーベルのディストリビュートで全米トップ10も夢ではなかったかもしれない。
ミックマックの特徴は徹底したポップ路線にあった。インディペンデント系レーベルとしては極端にアンダーグランド色が薄く、誰もが口ずさめるキャッチーなメロディの作品が圧倒的に多かった。Tianaの“First
True
Love”なんかは純粋なポップス。ダンス・フロアよりもラジオ・プレイ向けの作品だった。その辺りが、フリースタイル不作の中にあって、全米ポップ・チャート・クラスのヒットを生み出すことの出来た秘密だろう。しかし、94年のJohnny Oのシングル“Runaway
Love”のポップ・チャート87位を最後にヒットに恵まれなくなってしまう。
91年頃からはサブ・レーベルとしてマートゥルー・レコードを設立し、良質なディープ・ハウスもリリースするようになる。しかし、これもアンダーグランド・シーンの壁を破ることは出来ず、90年代末には実質的に倒産してしまう。その後、著作権を巡って裁判が繰り広げられたが、2002年にミッキー・ガルシアが全ての作品の権利を獲得。2003年の夏には再びミックマック・レコードを旗揚げする。2004年にはBMGとディストリビュート契約を結び、過去の作品の再リリースやオムニバス盤のリリースを再開。2005年から2006年にかけては、TianaやNyasiaのアルバムのリニューアル・バージョンや、12インチ・バージョンのオムニバス盤シリーズを続々とリリースしており、いよいよ本格的なフリースタイル・ミュージックの復活に向けて活動を繰り広げつつある。
既に新しいアーティストの発掘も行っており、シーンがほぼ壊滅してしまったに等しい現在、フリースタイル・ミュージックを積極的に発信しているのはミックマックと老舗のカッティング・レコードくらいのもの。フリースタイルの火を消さないためにも頑張って欲しいところだ。
No More Tears You're My Only Love Love Will See Us Through Feed The Flame
Abby
Lynn
Abby
Lynn
Abby Lynn
feat.Amazin A
Anita
Brown
(P) Micmac Records (USA)
(P) Micmac Records (USA)
(P) Martru/Micmac (USA)
(P) Martru/Micmac (USA)
Side A
1,Radio Mix 4:08 ビデオ
2,I Like The
Tears Mix 4:40 ビデオ
3,Puccapella
6:38
Side B
1,Club Mix 6:36
2,House Mix 7:18
3,Bonus Mix
2:00
produced by Steve Kourlas & Thomas Mercado
mixed by
Mickey Garcia & Elvin MolinaSide A
1,Club Version 5:23 ビデオ
2,Bonus Beats
2:34
Side B
1,Background Vocal Mix 4:50
2,Radio Version
3:57
produced by Mickey Garcia & Elvin MolinaSide A
1,Radio Version
4:25
2,Radio (On The Smooth Side) 4:18
3,Extended Version
5:04
Side B
1,Club Version 6:04 ビデオ
2,Dub Version
5:30
produced by Steve Kourlas & Desi Caruso.
side B remixed
by Todd Terry.Side A
1,Radio Edit
3:24
2,U.K. Flame Mix 5:56
3,Beat The Flame 3:20
4,Antiapella
4:35
Side B
1,The Platinum Club Mix 5:55
2,Reel House Dub
5:21
3,Floor Rap 3:10
4,Floor Groove 3:50
produced by Frankie
Gonzalez.
mixed by Bob Allecca.
Cover Girlsの“Show
Me”を彷彿とさせる、超キャッチーな哀愁系フリースタイルの佳作。華やかなシンセ・リフがむちゃくちゃツボです。Abby
Lynnの伸びやかで情熱的なベビー・ボイスも大好き。ただし、Side
Bのハウス・ミックスはダメ。ディープなガラージ・ハウスに仕上げているのですが、せっかくの切ないメロディが全く生かされてません。
こちらは90年代に流行ったLisette
Melendez風のファンキーなフリースタイル。しっかりとツボを心得たキャッチーなメロディは健在で、ダンス・ポップとしても上質な仕上がりです。ただ、サウンド・プロダクションがいまひとつチープなのが残念。特に、ドラムの打ち込みにはもう少し重量感が欲しかったと思います。
ガラリと雰囲気を変えたグランド・ビート風の作品。ポップでスタイリッシュなメロディが秀逸で、かなり好きな作品でした。UKのグランド・ビートとは一味違った、ミーハーなダンス・ポップ路線は大正解。Abby
Lynnのキュートでパワフルな歌声もグッドです。Todd Terryによるハウス・ミックスは可もなく不可もなく。プロデュースに参加してるDesi
Carusoは、現在のDezrokのことですね。
Lorraine
Johnsonによる70年代のディスコ・クラシックのカバーです。ディーバ系の黒人女性Anita
Brownのボーカルはちょっと迫力不足。てか、ちょっと頭悪そう(笑)。それでも、PWLのハウスものを彷彿とさせるSide
A#2の煌びやかさは好きですね。全体的に音数が少なくて、ほんのりとしたチープさが漂いますが、個人的には嫌いな作品ではありません。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
I've Been Thinking About
You |
Touch Me With Your Heart |
I Have Dreams |
Got 2 Have Your Love |
(P) Martru/Micmac (USA) | (P) Micmac Records (USA) | (P) Micmac Records (USA) | (P) Martru/Micmac (USA) |
Side A 1,Tony Humphries Dry Dub Mix 5:38 2,Tony Humphries Bud Dry Mix 5:40 Side B 1,Radio Mix 3:27 2,Dub Dry Mix 5:38 3,How Dry Is She Mix 5:38 produced by Mickey Garcia & Elvin Molina side A remixed by Tony Humphries. |
Side A 1,7" Club Mix 4:07 2,Club Mix 7:00 3,Can You Find A Way 4:25 Side B 1,House Mix 7:02 ビデオ 2,Club Dub 7:34 3,House Dub 6:02 produced by Nelson Cruz, Charlie Babie & Mike Lorello |
Side A 1,Radio 7" Mix 3:56 2,Club Mix 7:12 ビデオ 3,Dream Dub 5:32 4,Power-A-Pella 4:02 Side B 1,House Mix 8:25 2,Nightmare Mix 7:40 3,Dream-A-Pella 4:26 produced by The Blade Runners, Juan Kato, Joe Barrion & Ray Checo |
Side A 1,Club Mix 5:08 2,Radio Mix 3:45 Side B 1,Scat Vocal Club Mix 5:01 2,Pop/R&B - Dance Radio 7" Mix 3:42 produced by Nelson Cruz & Mike Lorello |
London Beatの大ヒット曲をパワフルな女性ボーカリスト、Camilleがカバーしたバージョン。Adevaを彷彿とさせるCamilleの貫禄溢れる歌いっぷりが魅力で、日本のクラブ・シーンでも当時ちょっと話題になりました。特に、Tony HumphriesによるSide Aのミックスは、秀逸で、良質のUKガラージといった感じに仕上がっています。オススメ。 |
ビルボードのダンス・チャートで21位を記録した、Eileen Floresのデビュー・ヒット。むちゃくちゃキャッチーで、ねっとりと官能的なフリースタイルの秀作です。派手なサウンド・エフェクトも聴き応え十分。さらに、Side B#1のハウス・ミックスがまたミーハーかつビッチな感じで最高です。フリースタイル・ファン以外にもオススメの名曲。必聴です。 |
スケールが大きくてドラマチックなフリースタイル・ナンバー。情熱的なメロディが印象的で、かなりテンションのあがる仕上がり。Eileen Floresのボーカルも賑々しい熱唱系で、血沸き肉躍るとはまさにこのこと(?)。ビシバシッ!とタイトでスリリングなサウンドも秀逸です。Side Bのハウス・ミックスもねっとりとグルーヴィー。オススメ。 | スタイリッシュでジャジーなポップ・ハウスの佳作。ちょうどUKのPulse 8辺りを彷彿とさせる洗練されたセンスの作品です。特にSide B#1は随所にムーディーなスキャット・ボーカルをフューチャーしていて、非常にゴージャスかつエレガントなミックスに仕上がっています。Lisa StansfieldやDina Carroll辺りが好きな人にもオススメ。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
Rock My
Body |
Don't Make Me
Promises |
Straight For Your
Heart |
What's The Need?=Work It, Jerk It,
Move It, Feel It, Do It Right! |
(P) Marteu/Micmac (USA) | (P) Micmac Records (USA) | (P) Martru/Micmac (USA) | (P) Micmac Records (USA) |
Side A 1,Club Version 6:45 2,International Radio Mix 3:59 Side B 1,House Mix 4:25 2,Club Mix (Piano) 4:44 produced by Mickey Garcia & Elvin molina |
Side A 1,Radio 7" 3:25 2,Club Mix 6:56 ビデオ 3,You Promised Me A Dub 5:35 4,Acapella 2:33 Side B 1,Euro-House Mix 5:05 2,Promised Gated (Euro-House-Dub-Mix) 5:42 3,You Promised Me A 4×4 Dub Mix 7:00 produced by Nelson Cruz, John Bastianelli, Tommy Uzzo |
Side A 1,Reel Club Mix 5:02 2,Radio Version 3:56 Side B 1,Tony Humphries Mix 6:26 * 2,Steve Schani Mix 7:54 produced by Steven Schani * remixed by Tony Humphries |
side A 1,7" Radio Mix 4:18 2,Club Mix 6:53 Side B 1,Universal Hip-Hop Bass Music Mix 4:21 2,Super Club Mix 5:07 3,Super-Duper Club Mix 5:07 produced by Nelson "FFWD" Cruz & Mike Lorello |
ミッキー・ガルシアとエルヴィン・モリーナによるプロジェクト、M.G.E.M.のシングルです。明らかにC&C Music Factoryに影響を受けた作品ですが、残念ながらあまりお金がかかっていません。楽曲の出来自体は決して悪くないんですけどね。個人的には嫌いな作品ではないものの、人様にはあまりオススメできないかも。 | 87年にアーサー・ベイカーのクリミナル・レコードからデビューした女性アーティスト、Maribellの作品。王道系のフリースタイル・ナンバーで、ほんのりと哀愁を漂わせたサビがキャッチーです。プロデュースに参加しているNelson Cruzも、もともとアーサー・ベーカー組の出身。派手で煌びやかなハウス・ミックスもグッド。 | むちゃくちゃド派手でアッパーなガラージ・ハウスの佳作。これはカッコいいです。パワフルな黒人の女性ボーカルも迫力満点で、大箱系のダンス・フロアに映える作品です。逆に、トニー・ハンフリーズのミックスはディープ過ぎるかも。とりあえず、Side Aのミックスがオススメです。 | これまたC&C Music Factory路線のアッパーでスケールの大きなダンス・ナンバー。タイトで重量感のある打ち込みが気持ち良い作品です。ただ、柳の下のドジョウ的な印象は拭えず、オリジナリティには著しく欠けているのが玉に瑕。もう少し強烈な個性が欲しかったかも。とりあえず、Side Aの#2が一番カッコいい仕上がり。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
Now And
Forever |
Who's Got Your
Love |
Don't Waste My
Time |
Nyasia |
(P) Micmac Records (USA) | (P) Micmac Records (USA) | (P) Micmac Records (USA) | (P) Micmac Records (USA) |
Side A 1,7" Radio Mix 4:00 ビデオ 2,Pop Radio Mix 4:18 3,Pop-Rock-Aor-Radio Mix 4:18 4,The One And Only Mix 5:33 Side B 1,I Can't Get Up Club Mix 7:00 2,Dirty House Mix 6:23 3,Florida's Classic Hip Hop Bass Music Mix 4:50 4,Beautiful-Song-A-Pella 3:04 produced by Nelson Cruz & Mike Lorello |
Side A 1,7" Back To School Mix 4:50 2,Out Of School Club Mix 7:20 Side B 1,Pop-Dance 7" Radio Mix 4:42 2,Lazaro Mendez's Universal Hip Hop Bass Music Classic Dance 5:00 produced by Nelson Cruz & Mike Lorello. |
Side A 1,Club Mix 5:13 2,Radio Edit 4:15 Side B 1,House Mix 5:39 2,Dub Of Doom 2:55 produced by Mauro P. DeSantis & Jerry Melillo. |
1,Now And Forever 2,Who's Got Your Love 3,I'm The One 4,Don't Waste My Time 5,Stronger Together (duet with David) 6,Two Time Lover 7,Can I Count On You 8,Midnight Passion 9,Take Me Away (duet with George Anthony) 10,Heal My Broken Heart produced by Nelson Cruz & Mike Lorello, Mickey Garcia & Elvin Molina,Mauro P. Desantis & Jerry Melillo, Elis Pacheco, Charlie "Rock" Jimenez, John Romano |
ボニー・タイラー路線のドラマチックなバラード・ナンバーを哀愁フリースタイルにリミックスした12インチ・シングル。スピード感のある派手なアレンジが煌びやかです。ポップスとしても良く出来た作品。Nyasia自身のボーカルそのものは、決して飛び抜けて上手いわけではないものの、精一杯頑張って歌ってます!って感じが好感持てます。 | Lisette Melendezの“Together Forever”を思いっきりパクった作品。サビのキャッチーさは、もしかしたらこっちの方が上手かもしれない、というくらいに職人技の2番煎じです。そういえば、NyasiaのボーカルもLisetteによく似てるし。Side Bの#1はダンス・ポップ風、#2はマイアミ・ベース風のリミックスですが、どちらも及第点。 | ミディアム・テンポのマイナー系フリースタイル・ナンバーで、かなり地味な印象の作品です。というか、シングル向きの曲じゃあないですね。残念。ちなみに、プロデュースを手掛けているMauro P. DeSantisとJerry Melilloの2人は、Next Plateauxレーベルで活躍したLaura Eneaのプロデューサーとしても知られるコンビ。 | “Who's Got Your Love”の全米ポップ・チャート入りを受けてリリースされたNyasiaのデビュー・アルバム。プロデューサー陣はなかなか豪華ですが、シングル曲以外は低予算のチープな作品が多いのが残念。ちなみに、Nyasiaはその後どさ回りを続けていたものの、ミックマックの復活と共に新曲をリリースした模様です。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
Fever |
First True
Love |
Come To
Me |
Tiana |
(P) Micmac Records (USA) | (P) Micmac Records (USA) | (P) Micmac Records (USA) | (P) Micmac Records (USA) |
Side A |
Side A 1,First True Radio Version 3:58 ビデオ 2,First True Club Version 10:09 3,First True Mutti Edit Mix 7:59 Side B 1,First True Underground Mix 9:39 2,First True Street House Mix 9:39 produced by Mickey Garcia & Elvin Molina |
Side A 1,Radio Freestyle 4:30 2,Radio Pop 4:30 3,Dr. Edit Beats 3:00 Side B 1,Club Version 6:50 ビデオ 2,Club Version with Mutti Edits 7:20 produced by Mickey Garcia & Elvin Molina |
1,Come To Me 2,I Can't Stop Loving You 3,Without Dreams 4,If I Didn't Love You 5,Tell Me Why 6,Let The Music Play 7,Please Don't Go 8,I Wiill Be The One 9,First True Love produced by Mickey Garcia & Elvin Molina |
マドンナもカバーした、ペギー・リーの往年の大ヒットをガラージ・ハウスとしてカバーした作品。派手でヘヴィーなサウンド、ロリータ・ハロウェイばりのパワフルなボーカルと、いかにもゲイ・マーケット受けしそうなディーバ系の音に仕上がってます。プロデュースのゴルツマン夫妻はNYハウス系の名物コンビで、ダンナのエドはボトム・ライン・レコードの創設者でもあります。 | このチープなサウンド・プロダクションで、よくぞ全米ポップ・チャート入りを果たしたと感心する1枚。それもこれも、楽曲としての完成度の高さゆえ。ダンス・ミュージックとしては全く踊れない作品ながら、ポップスとしては非常に良く出来た作品。センチメンタルで美しいメロディはまるでヨーロピアン・ポップス。音程を保つのがやっとというTianaのヘタウマなボーカルは微妙ですが。 | フランス・ジョリのカバーではありません。前作に引き続き、乙女チックでメロディアスなアイドル系フリースタイルの佳作。結局、レーベル・メイトのCynthiaのような成功を収めることは出来なかったものの、楽曲のクオリティの高さという点では、CynthiaよりもTianaの方が上だったかもしれません。共に歌は下手っくそでしたが(笑)。 | ちょっとメリル・ストリープ似のフリースタイル系アイドル、Tianaのファースト・アルバム。フリースタイルというよりも純粋にダンス・ポップスとして楽しみたい一枚。シングル曲以外でも、メランコリックな哀愁系ミディアム・ナンバー#4、Cover Girlsの“Show Me”路線のキャッチーでダンサンブルな#5など、そこそこいい曲が揃ってます。Shannonのカバー#6は・・・ちょっと問題外。 |
![]() |
![]() |
![]() | |||
12inches Of Micmac Volume 1 |
12inches Of Micmac Volume 2 |
12inches Of Micmac Volume 3 | |||
(P)2005 Micmac Records (USA) | (P)2005 Micmac Records (USA) | (P)2006 Micmac Records (USA) | |||
1,You'll Never Find Another
Love by & More 2,Love Me Tonight by Cynthia 3,I'm Not Gonna Cry Over You by David 4,Holding On by Judy Torres 5,Don't Make Me Promises by Maribell 6,Why Did You Do It by EXO 7,Highways Of Love by Johnny O 8,Now & Forever by Nyasia 9,Try Yazz (Again) by Two Without Hats 10,First True Love by Tiana |
1,No More Tears by Abby Lynn 2,Kiss Me Touch Me by Angie 3,Radio by Danielle Simone 4,In The Name Of Love by Charlie Babie 5,Missing You by Charlie Rock 6,Surrender Your Love by Clear Touch 7,Touch Me With Your Heart by Eileen Flores 8,Forever Yours by Face 9,You by Rios Sisters 10,Crying Over You by Soave |
1,Marterlistic Girl by & More 2,No Regrets by David 3,Fallen Angel by Clear Touch 4,You Take Me Higher by Charlie Babie 5,Your My Only Love by Abby Lynn 6,I Have Dreams by Eileen Flores 7,Change On Me by Cynthia 8,Listen To My Cries by Body & Style 9,Dream Boy/Dream Girl by Johnny O & Cynthia 10,Do Or Die by EXO |
1,Games Of Love by Tonasia 2,Hold Me by Rios Sisters 3,Then Came You by TPE 4,Don't Look Back by Soave 5,Come To Me by Tiana 6,Loving You by Solid 7,Who's Got Your Love by Nyasia 8,Fantasy Girl by Johnny O 9,Can't We Find A Way by Laura Enea 10,Happy Days by Face |
1,Soul On Fire by & More 2,Listen To Your Heart by Charlie Rock 3,Endless Nights by Cynthia 4,Memories by Johnny O 5,I Delicate My Love To You by Nancy Otero 6,Are You Looking For Love by Rios Sisters 7,If You Want Me by Soave 8,Tell Me Why by Tiana 9,Wondering by Tonasia 10,Forever And A Day by TPE |
1,Don't Waste My Time by Nyasia 2,Cherish by Clear Touch 3,Love Strong by Dominica 4,Reach For Me Tonight by Andre 5,Moving On by Janine 6,Your Love by David 7,I'll Never Leave You by Willie Valentin 8,Must Be The Music by Bobby Coleman 9,This Is The Way by Zorrock 10,Tony's Song by Tony G. |
復活したミックマックがリリースした2枚組コンピ盤。過去の代表作を12インチ・バージョンで集めたベスト・アルバムです。基本的に、全てオリジナルのエクステンデッド及びクラブ・ミックスを収録しています。中にはDanielle Simoneのように、これから売り出す新人の作品も含まれてますが。Abby LynnやEileen Floresなんかは、過去に12インチ・バージョンがCD化されたことなかったので嬉しい限り。また、Judy Torresがミックマックからシングルを出していたのは知らなかったので嬉しい驚きでした。ミックマック入門者にもオススメ。 | こちらがその第2弾。出来不出来のばらつきはあるものの、総じてポップでキャッチーな良質のナンバーが揃ってます。中でもDisc 2の#10はスケールの大きな哀愁系フリースタイルの佳作。サウンド・プロダクションはB級ですが、楽曲としてはLimeの“Unexpected Lovers”にも匹敵する出来映え。もっとお金をかければ、素晴らしい傑作になっていたと思います。その辺りが、弱小レーベルの辛いところですよね〜。フリースタイル・ファン注目は、Laura Eneaの作品が収録されていること。彼女もミックマックにお世話になってたんですね。知りませんでした。 | 大好評につき発売されました、シリーズ第3弾。さすがにマイナーな曲ばかりになってしまいましたが、Disc 1の#8なんかシングル・カットされていた事すら知らなかったので、ファンにとっては感謝感激。ミックマック初期の作品#5なんかCompany Bの“Fascinated”そっくりの作品で、個人的には妙に琴線に触れます。サビなんて殆ど歌詞変えただけじゃん!って(笑)。こういうB級臭さって嫌いじゃないんですよね〜。というわけで、あくまでもファン・サービス的な2枚組として楽しむべきでしょう。 |