HEARTLESS (2009)

 

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(P)2011 Cinemanx/VVS Films (USA)
画質★★★★★ 音質★★★★★
DVD仕様(北米盤)
カラー/ワイドスクリーン/5.1chサラウンド・2.0chステレオ/音声:英語
/字幕:英語/リージョン・コード:ALL
/114分/製作:イギリス

特典映像
メイキング・ドキュメンタリー
オリジナル劇場予告篇
監督:フィリップ・リドリー
製作:ピッパ・クロス
   リチャード・レイモンド
脚本:フィリップ・リドリー
撮影:マット・グレイ
音楽:デヴィッド・ジュリアン
出演:ジム・スタージェス
   クレマンス・ポエジー
   ノエル・クラーク
   ティモシー・スポール
   エディー・マーサン
   ニキータ・ミストリー
   ジョセフ・マウル
   ルース・シーン

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ロンドンの街角を撮影して歩く孤独な若者ジェイミー(J・スタージェス)

普段は兄の経営する写真スタジオで働いている

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ストリート・ギャングらしき若者を追うジェイミー

それは明らかに人間とは異質の“何か”だった

 小説家、劇作家、画家、パフォーミング・アーティスト、そして映画監督と様々な顔を持ち合わせるイギリスの芸術家フィリップ・リドリー。'90年代に「柔らかい殻」('90)、「聖なる狂気」('95)という美しくも残酷で哀しいサイコ・スリラーの傑作を世に送り出した彼が、約14年振りに手がけた劇場用長編映画がこの“Heartless”という作品である。
 舞台は現代のロンドン。世界的な経済不況が庶民生活に深刻な影を投げ落とし、かつて平和だった住宅街では治安も人心もすっかり荒廃してしまった。主人公ジェイミーの暮らす地域でも、強盗や略奪、暴行などの事件が相次いでいる。中でも、近頃は奇っ怪なモンスター・マスクをつけてフードを被ったストリート・ギャングと思しき集団が凶行を繰り広げ、近隣住民たちを恐怖と不安に陥れていた。
 生まれつき顔や体に紫色のシミが広がっているジェイミーは、それ以外はいたって健康でハンサムな若者であるにも関わらず、極度のコンプレックスから他人との関わりを避けるようにして生きてきた。だが、ある日彼は例のストリート・ギャング集団と遭遇し、彼らが明らかに人間とは異質の“何か”であることに気付いてしまう。
 そんなジェイミーを付け狙うギャングたち。彼らに最愛の母親を殺されてしまったジェイミーは、そのリーダーとされる謎の男パパ・Bと対峙する。怒りと復讐に燃えるジェイミー。だが、そんな彼にパパ・Bはこう囁く。俺の仲間になれば、お前の願いを全て叶えてやろう、と。普通に恋をして結婚をして家庭を持ちたい、この顔と体のシミさえなければと願ってきたジェイミーの心は大きく揺れる。
 ただし、夢を叶えるためには交換条件があった。それは世の中に憎悪や怒り、不安を広めるため貢献すること。大したことじゃない。人心を惑わせるようなビラを捲くだけでもいいんだ。そう告げられたジェイミーは、愚かにもパパ・Bと“悪魔の契約”を結んでしまう。シミのない美しい肌を手に入れ、密かに憧れていた美女ティアとも愛し合うようになったジェイミー。だが、それは地獄のような悪夢の始まりだった…。
 かつて「柔らかい殻」の頃にはデヴィッド・リンチとも比較されたリドリー監督だが、その彼にしては比較的分かりやすいストーリーとテーマを扱った作品と言えるだろう。リーマン・ショック以降の世界的に広がる経済不安と生活格差、ネットやモバイルによって発達した情報社会。その中で台頭し続ける差別や暴力、ナショナリズム。人々の憎しみや怒りを煽るものの正体とは何なのか?迷いと不安に満ちた人間の心の隙間に付け入るものとは、果たして邪で狡猾な悪魔なのか、それとも弱くて愚かな人間自身の生み出した妄想なのか?まるで、この2年後に発生するロンドン暴動を予見したような題材は非常に興味深い。また、現代社会の内包する根本的な問題を不条理なシチュエーションの中で考察した、サイコロジカルな社会派サスペンスとしても目の付けどころが鋭いと思う。
 加えて、美しいロンドンの全景と荒んだその街角というマクロとミクロを対比しながら映し出される一種独特の悪夢的なビジョン、日常生活の随所に紛れ込んだ不可思議でシュールなイメージの数々など、どことなく禍々しくも幻想的で魅惑的な映像は、ビジュアリストたるリドリー監督の面目躍如たるところと言えるだろう。
 ただ、物語は核心に迫れば迫るほど迷走していき、結局のところ消化不良になってしまったような印象は拭えない。特にクライマックスの唐突で思わせぶりな幕切れは、まるで壮大過ぎるテーマをまとめ切れずに投げ出してしまったような感じだ。リドリー監督自身も年齢と経験を重ねてそれなりに丸くなってしまったのか、その世界観に狂気を孕んだ鋭さみたいなものが影を潜めてしまったようにも思える。
 とはいえ、今という時代を彼なりの視点から見極めようとした試みそのものは評価したいところ。社会に蔓延する“悪意”の正体を分析した作品として、なるほどと納得させられる点も多々ある。

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同居している母マリオン(R・シーン)はジェイミーの数少ない理解者

亡き父親ジョージ(T・スポール)はジェイミーにとって大きな心の支えだった

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新しい隣人A.J.(N・クラーク)と親友になったジェイミー

母親がジェイミーの目の前で生きたまま焼き殺された

<Story>
 ロンドンの下町に住む若者ジェイミー・モーガン(ジム・スタージェス)は、生まれつき顔や体に大きな紫色のシミがあることから、なるべく人目を避けるようにして生きてきた。特にハート型をした顔のシミは目立つため、それを見ただけでビックリする人もいる。近所のチンピラたちからもバカにされ、すっかり彼はコンプレックスの塊になってしまった。
 そんな彼の数少ない理解者は家族。中でも大らかで心優しい父親ジョージ(ティモシー・スポール)は、彼にカメラや写真のテクニックを教え、心の目で世の中の美しさを見るようにと説いてくれた。だが、その父も数年前に病気で他界してしまい、ジェイミーは心にぽっかりと穴があいてしまった。同居している母親マリオン(ルース・シーン)や、写真スタジオを経営する兄レイモンド(ジャスティン・サリンジャー)は、なにかと心を閉ざしがちなジェイミーを心配している。
 昼間は兄のスタジオで撮影助手として働きながら、夜な夜なロンドンの街角風景をカメラに収めるため近所を徘徊しているジェイミー。この辺もかつては平和で閑静な住宅街だったが、近頃ではすっかり様変わりしてしまった。強盗や暴行などの犯罪は日常茶飯事。廃墟と化してしまった空家も目立つ。隣人同士の付き合いも希薄になってしまった。それは、この近所だけの問題ではない。ロンドン市内のあちこちで、こうした治安の悪化が顕著になりつつあった。
 そんなある晩、いつものように近所を巡りながら写真撮影していたジェイミーは、フードを被った奇妙な若者と遭遇する。どうやらストリート・ギャングのようだった。だが、その顔は明らかに人間とは違っていた。それは、まるでモンスターのようだ。翌日、彼はその若者を探して再び町を徘徊する。すると、同じような姿形をしたギャングたちが空き地に集まっていた。その異様な光景に凍りつくジェイミー。
 どうやら、彼らは巷を騒がせているストリート・ギャングの一味らしかった。テレビでは、夜道を歩いていた父親と幼い息子が彼らに殺されたというニュースを報じている。目撃者は、若者たちがモンスターのようなマスクを付けていたと興奮気味にカメラへ向かって語っていた。だが、ジェイミーは知っている。それがマスクではないということを。しかし、母や兄に話しても信じてもらえるはずはなかった。
 日に日に勢力を拡大していく不気味なストリート・ギャングたち。恐怖と不安を感じるジェイミーだったが、そんな彼にも腹を割って話をできる友人ができた。隣に引っ越してきた無職の若者A.J.(ノエル・クラーク)だ。かつてはストリート・ギャングの一員として悪事を重ねていたA.J.だったが、今は足を洗って真面目に仕事を探している。ジェイミーの身体的なコンプレックスについても、おおらかな気持ちで聞く耳を持ってくれた。
 ある日、ジェイミーは母マリオンと連れ立って父の墓参りに訪れる。だが、彼は終始誰かに監視されているような気がした。そしてその帰り道、バス停でバスを待っていたジェイミーと母親を例のストリート・ギャング集団が襲う。殴る蹴るの暴行を受けるジェイミー。その目の前で、母親は生きたまま焼き殺されてしまった。

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コンビニの店員ヴィニー(F・エイヤーズ)から拳銃を購入

甥っ子リー(L・トレッダウェイ)はトラブルを抱えている様子だった

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親友A.J.までもが殺されたと知って愕然とするジェイミー

インド人の少女ベル(N・ミストリー)に部屋へ招き入れられる

 それ以来、ジェイミーは復讐の鬼と化していった。コンビニ店員ヴィニー(フレイザー・エイヤーズ)から護身用の銃を手に入れた彼は、夜な夜な近所の空家で射撃の練習を重ねる。すっかり心を閉ざしてしまった彼のことを心配する兄レイモンドだったが、息子リー(ルーク・トレッダウェイ)がギャングとのいざこざに巻き込まれてしまったらしく、弟に目を配ってやれるような余裕もない。
 そんなある日、テレビで身元不明のバラバラ死体が発見されたとのニュースが報じられる。どうやら、その手口からして例のストリート・ギャング集団の仕業だった。被害者の特徴を耳にしたジェイミーは、それがA.J.であることを悟る。奴らは唯一の親友までをも奪ってしまったのだ。A.J.の部屋には携帯電話が残されていた。そこで見つけた一通のメールから、ジェイミーはストリート・ギャングたちのリーダーの居場所を突き止める。
 そこは半ば廃墟と化した古い高層マンションだった。部屋の扉を開けると、中からインド人の少女が現れる。名前はベル(ニキータ・ミストリー)といった。彼女はまるでジェイミーが来ることを知っていたかのように、彼を中へと招き入れる。部屋ではパパ・B(ジョセフ・マウル)と呼ばれる謎めいた男が待っていた。怒りに身を震わせながら拳銃の引き金を引くジェイミー。しかし、パパ・Bは平然とした様子でニヤつくだけだった。
 驚きと困惑と緊張でヘナヘナと倒れ込むジェイミー。そんな彼に、パパ・Bはこう囁きかけた。俺の仲間になれば、お前の夢を全て叶えてやると。その場から逃げ出そうとするジェイミーだったが、ベルの一言が彼を踏みとどまらせる。あなたの幸せが、亡くなったお母さんの最大の願いじゃなかったの?と。
 だが、なぜその母を殺さねばならなかったのか。パパ・Bは言う。大きな変革に犠牲は付きものだと。この腐りきった社会を変えるためには、思い切った荒治療が必要なのだと言うのだ。それは、不安や恐怖、怒り、憎しみを世の中に撒き散らし、徹底的に社会を破壊する。その焼け野原から人間は新たな一歩を踏み出すのだ。ちょうど、広島や長崎の悲劇から日本が立ち直ったように。そのためには、お前の力が必要だ。夢を叶えてあげる代わりとして、俺のために破壊活動をしろ。なに、余計な心配はいらない。せいぜいビラ撒き程度の些細な仕事をさせるだけだ。
 ジェイミーは困惑する。だが、もし彼の言うことが本当で、この顔や体からシミが消えるのだとすれば、これまで願っても叶わなかった恋愛や結婚はもちろんのこと、家庭を築くことだって夢じゃないかもしれない。復讐が不可能であることはすでに思い知らされた。もう彼には捨てるものなどない。意を決したジェイミーは、パパ・Bとの契約を結ぶことにする。
 たちまちのうち、燃えさかる炎に包まれるジェイミー。だが、全身のケロイドを剥いていくと、その下からシミひとつない美しい肌が現れる。鏡に映る自らの姿に目を奪われたジェイミーは、生まれて初めてその表情に自信をみなぎらせるのだった。もはや醜いアヒルの子じゃない。すぐに、彼は予てから心を寄せていたモデルの卵ティア(クレマンス・ポエジー)と再会し、迷うことなく彼女にデートを申し込む。返事はオーケーだった。ジェイミーはすっかり有頂天となる。
 だが、パパ・Bとの契約は果たさねばならない。ほどなくしてジェイミーのもとへ、ウェポン・マン(エディー・マーサン)と名乗る中年男が、パパ・Bの指示を携えて訪れる。約束なのだから仕方がない。ところが、彼から伝えられた内容はジェイミーにとって寝耳に水だった。若い男を殺して、その心臓を教会の前に置けというのだ。
 人殺しなんて話が違う。慌てるジェイミーだったが、そもそも
悪魔との契約に応じてしまった方が悪い。見えない力でジェイミーを嬲りものにするパパ・B。もはや抵抗など無駄だった。ベルの手引きで街角の男娼(ジャック・ゴードン)を部屋へ連れ込み殺害するジェイミー。取り出した心臓を近所の教会の前へと置き、これで彼の使命は果たされたかのように思われた。だが、パパ・Bからの要求はさらに続く。なんと、今度はティアを生贄にしろというのだ。
 果たして、彼はこのまま悪魔の下僕として凶行を重ねていくことになるのか?そもそも、一体こんなことに何の意味があるのか?やがてジェイミーは、一連の出来事に隠された思いがけない真相、そしてパパ・Bの正体そのものを徐々に悟っていくこととなる…。

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そこで待っていたのは謎の男パパ・B(J・マウル)

たちまちジェイミーは全身を炎に包まれた

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焼けただれた皮膚を剥がしていくと、シミのない美しい肌が露出する

以前から憧れていた美女ティア(C・ポエジー)と再会

<Production Notes>
 この作品の着想を得るまでの数年間というのは、リドリー監督にとって精神的にかなり辛い時期だったという。というのも、親しい友人が殺されるという悲劇に見舞われたのだ。今の世の中がどれほど暴力で満ち溢れているのか、我々の暮らす現代社会がいかに荒廃しているのかということを思い知らされ、すっかり気落ちしてしまったのだそうだ。
 そんな時、彼は自らの気持ちを落ち着けるため、カメラを持ってロンドンの街角を歩き回った。ちょうど、本作の主人公ジェイミーのように。すなわち、ジェイミーはリドリー監督自身の分身であり、その辛い時期に彼が感じた社会に対する疑問や怒り、不安といったものが、そのまま作品に反映されているのだと言える。自らが生まれ育ったロンドンのイーストエンドを撮影場所に選んだのも、そうした極めて私的な感情や想いが込められているからなのだろう。
 製作を担当したピッパ・クロスは、「穴」('01)や「ルワンダの涙」('05)といった小品佳作を幾つも手がけているイギリスの名プロデューサー。同じく製作に名を連ねているリチャード・レイモンドは、リチャード・アッテンボローやニール・ジョーダン、リュック・ベッソンらの作品で下積みを経験してきた新進の映像作家である。
 撮影監督のマット・グレイは、「イラク戦争へのカウントダウン」('08)や「エグザイル戦慄の絆」('11)などの優れたテレビ・ミニシリーズで実績のあるカメラマン。美術デザインには「プライベート・ライアン」('98)や「アルフィー」('04)のリッキー・エイヤーズ、特殊効果監修は「ディセント」('05)や「ブリッツ」('11)のニック・ライドアウト、特殊メイクには「ハリー・ポッター」シリーズのクリスチャン・マレットが参加している。
 また、「メメント」('00)や「インソムニア」('02)などクリストファー・ノーランの初期作品で知られるデヴィッド・ジュリアンが音楽スコアを担当。随所にフューチャーされている挿入歌は、リドリー監督の「柔らかい殻」や「聖なる狂気」を手がけた作曲家ニック・ビキャットと監督自身が書いている。

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シミがなくなったジェイミーはティアと付き合い始める

ウェポン・マン(E・マーサン)が携えてきたパパ・Bの指令は晴天の霹靂だった

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男娼(J・ゴードン)を殺害して心臓を取り出すジェイミー

ティアとの幸せな生活が待っていると思われたのだが…

 主人公ジェイミー役を演じているのは、「アクロス・ザ・ユニバース」('07)や「ラスベガスをぶっつぶせ」('08)などのハリウッド映画で活躍しているイギリスの若手俳優ジム・スタージェス。もともと、どこか繊細で危うげな雰囲気を持った人だけあって、精神的に不安定で孤独を抱えたジェイミーはハマりすぎるくらいにハマっている。
 また、そんな彼が憧れるモデル志望の美女ティア役を、いわゆる一般的な美人の概念からちょっと外れたヒップな個性派クレマンス・ポエジーが演じているというのもポイント高い。「ハリー・ポッター」シリーズの魔女フラー・デラクール役でもお馴染みのフランス女優クレマンスは、ちょうどジェーン・バーキンやシャルロット・ゲンズブール、ルー・ドワイヨンといったお洒落系ナチュラル美女の系譜に属する人。最近ではアメリカのティーン・セレブ・ドラマ「ゴシップ・ガール」にも顔を出していたが、どちらかというと本作のようなインディペンデント系アート・ムービーが似合う女優だ。
 ジェイミーの親友になる黒人の若者A.J.には、英国の国民的SFドラマ「ドクター・フー」の間抜けだが憎めないミッキー役が印象的だったノエル・クラーク。さらに、ロバート・ダウニーJr主演の「シャーロック・ホームズ」('09)シリーズのレストレード警部役で有名な名脇役エディー・マーサンが、パパ・Bの使者であるウェポン・マン役としてチラリと顔を出している。もともとリドリー監督の大ファンだった彼は、チョイ役でも構わないからということで出演を買って出たのだそうだ。
 そのほか、リドリー監督が舞台で見て一目惚れしたという怪優ジョセフ・マウルが謎の男パパ・Bを、「タイタンの戦い」('10)で預言者プロコピオンを演じていたルーク・トレッダウェイがジェイミーの甥っ子リーを、「人生は、時々晴れ」('02)や「ヴェラ・ドレイク」('04)などマイク・リー監督作品の常連として知られる女優ルース・シーンがジェイミーの母親マリオンを演じている。
 そして、「ラスト・サムライ」('03)や「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」('07)、「英国王のスピーチ」('10)などでお馴染みの名優ティモシー・スポールが、ジェイミーの亡き父親役として回想シーンに登場。物語の鍵を握る重要な役割を演じている。ちなみに、彼は一連のマイク・リー監督作品でルース・シーンと、「ハリー・ポッター」シリーズでクレマンス・ポエジーと、“The Last Hangman”('05)でエディー・マーサンと、それぞれ過去に共演したことがある。

 

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