DANCE SINGLES REVIEW
PART 7

 

 

DONT_GO_LOSE_IT_BABY.JPG SPEED_OF_LIFE.JPG TECKTONIK.JPG DEJA_VU.JPG

Don't Go Lose It Baby (2009)
MOWO vs Fratty & Presti

Speed Of Life (2009)
Chris Montana

2009 Tecktonik EP
Mondotek

Deja Vu (2009)
America Olivo

(P)2009 D:Vision (Italy)

(P)2009 D:Vision (Italy) (P)2009 D:Vision (Italy) (P)2009 Dauman Music (USA)
1,Fratty & Presti Radio Mix 3:10 ビデオ
2,Fratty & Presti Club Mix 6:40
3,Gambafreaks vs Holly Orange Mix 6:06
4,Ste. Ga. Shop vs Babert Mix 6:57
5,'Move It Baby'-Ste. Ga. Shop Mix 5:05

produced by Marco Fratty DJ, Corrado Presti & Stefano Gambarelli DJ
#3 remixed by Stefano Gambarelli DJ
#4 remixed by Mirko Berti DJ & Nik Babelon
1,Etienne Osbourne Mix 7:22
2,Phunk Investigation Mix 7:52 ビデオ
3,NiQ's Reduktion
   aufs Notigste Remix 9:04
4,Original Mix 7:08 ビデオ

produced by Chris Montana & DJ NiQ
#1 remixed by Etienne Osbourne
#2 remixed by Phunk Investigation
#3 remixed by DJ NiQ
1,D-Generation-Single Edit 2:58 ビデオ
2,Alive-PH Video Edit 3:07 ビデオ
3,D-Generation-Vinyl Lickers Edit 3:19
4,Alive-PH Electro Remix 6:01
5,D-Generation-Vinyl Lickers Mix 5:56
6,Alive-Vinyl Lickers Remix 6:05
7,D-Generation-Original Mix 5:15
8,Alive-Original Club Mix 5:46
9,Alive-2-4 Grooves Remix 6:16
10,Alive-Player & Remady Remix 5:49
11,Alive-Twisted Records Mix 5:15

produced by Stephan Endemann & Drag
an Hecimovic
#2&4 remixed by Paul Hutsch
#9 remixed by 2-4 Grooves
#10 remixed by Player & Remady
1,Jeff Barringer Club Mix 7:35
2,Booth Pimps Radio Edit 4:05 ビデオ
3,Booth Pimps Club Mix 5:59
4,Rod Carilo/Dave Matthias Club Mix 6:48
5,Stereo Martini Club Mix 6:59
6,JB Radio Edit 4:11

produced by America Olivo & Jason Dauman
 イタリアのDJユニットMOWOの最新シングル。南アフリカ出身の大物ジャズ・アーティスト、ヒュー・マセケラが84年にリリースしたヒット曲のカバーです。アフロビートを基調にしたファンキーなガラージ・ハウスで、ドラマチックなサビが印象的。マルコ・フラッティとコラード・プレスティのコンビによる#1と#2が、最もオーソドックスなベスト・ミックスと言えるでしょう。さらにファンキーでトライバルな仕上がりのダブ・ミックス#5も、なかなかカッコ良いと思いますね。  ドイツ出身のハウス系クリエイター、クリス・モンタナの最新シングル。ワタクシ好みの妖艶でエロい雰囲気のアダルトなエレクトロ・ハウスです。ピコピコなエレクトロ感とファンキーなトライバル感が絶妙にマッチした#1のミックスが秀逸。イタリアのDJユニット、ファンク・インヴェスティゲーションによる#2も、分厚いアンダーグランド感が実にクールです。クラフトワークを彷彿とさせる#3も悪くないし、全体的にクオリティの高いマキシ・シングルかと。オススメです。  こちらもドイツ出身のユニット、モンドテクによるリミックスEP。ドイツとフランスでチャート2位を記録したファースト・シングル“
Alive”とセカンド・シングル“D-Generation”をカップリングしたお徳仕様になってます。80'sな雰囲気を漂わせたスタイリッシュなエレクトロ・ハウス。フランスを活動の拠点にしているらしいですが、確かにダフト・パンクを彷彿とさせるものがあるかもしれません。ファンキーでアップリフティングな#6が一番のお気に入りです。
 名門ジュリアード音楽院の出身で、最近では映画『13日の金曜日
』などで女優としても活躍しているアメリカ・オリーヴォの、これがファースト・ソロ・シングル。過去にソルーナというガール・グループのメンバーとしてデビューしているそうです。これが往年のユーロビートを彷彿とさせるメロディアスなポップ・ハウス・ナンバー。哀愁系のキャッチーなサビが結構好みです。ただ、本人の歌唱力は及第点。リミックスは#1がベストで、あとはイマイチな感じです。

HALO_REMIXES.JPG BROKEN_PIECES.JPG TROUBLE_TROUBLE.JPG LAKESH.JPG

Halo Remixes (2009)
Beyonce

Broken Pieces (2008)
Jennifer Carbonnel vs Friscia & Lamboy

Trouble Trouble (2008)
The Potbelleez

Lakesh (2008)
DJ Lakesh

(P)2009 Music World Music (USA) (P)2008 Nervous Records (USA) (P)2008 Vicious Pty (Australia) (P)2008 Harlequin Records (USA)
1,Dave Aude Club Mix 8:57 ビデオ
2,Gomi Club Mix 8:59 ビデオ
3,Karmatronic Club Mix 7:17 ビデオ
4,Lost Daze Club Mix 8:06 ビデオ
5,Red Soul Club Mix 6:11 ビデオ

produced by Jim Caruana
1,F&L Radio Edit 4:23 ビデオ
2,F&L Club Mix 9:20 ビデオ
3,F&L Mix Show Edit 6:22
4,F&L Club Instrumental 9:20
5,Tom Stephan Remix 6:23
6,Tom Stephan Dub Mix 5:28
7,Tom Stephan Dub Instrumental 5:28
1,Radio Edit 3:30 ビデオ
2,Original Mix 5:38
3,Carl Kennedy Vocal Mix 7:35

produced by The Potbelleez
#3 remixed by Carl Kennedy
1,Bad Girl
2,Sky
3,Drummalistik
4,Circle Drive
5,Golden Night
produced by DJ Lakesh
 CD-Rの限定プレスでリリースされたビヨンセのリミックスシングル。以前はビヨンセもリミックスをたっぷり収録したマキシ・シングルを出してましたが、最近はプロモ盤でしか聴けなくなっちゃいましたもんね〜。まあ、MP-3がデジタル・ダウンロードでも手に入りますが。で、肝心のリミックスの出来栄えはというと、全体的に可もなく不可もなく。日本人DJゴミの手掛けた#2が、最もエレガントでベストな仕上がりだと思います。  マイアミ出身のラテン系ハウス・ディーヴァ、ジェニファー・カーボネルの最新シングル。01年頃から様々なユニットのゲスト・ボーカルとして活躍してきた人ですが、自身のソロ・ワークとしてはこれが2枚目に当たります。いかにもF&Lらしいスタイリッシュなエレクトロ・ハウス。ビルボードのクラブ・チャートでは最高19位をマークしました。派手さや目新しさはありませんが、安心して楽しめる良質なナンバーです。  アイルランド出身ながらオーストラリアで活躍する人気DJユニット、ザ・ポットベリーズのサード・シングル。ロックとエレクトロを融合させたサウンドは、なんだか80年代UKのニューウェーブ系バンドを彷彿とさせるものがあります。どことなく漂う懐かしさも含めて、個人的にはかなり琴線に触れるナンバー。ファンキーな疾走感もクールです。プログレッシブな仕上がりのリミックス#3も悪くありません。  南米コロムビア出身のDJラケッシュがリリースした初のプロモEP
。80年代のフリースタイルに多大な影響を受けたそうですが、作品そのものはラテンやアフロビートを基調にしたアンダーグランドなエレクトロ・ハウス。どれも似たような印象のナンバーばかりですが、ヘヴィーなベース感とエキゾチックなトライバル感は非常に好みです。とりあえずエロくて艶かしい#1と、アフロビート炸裂の#4がオススメだと思いますね。

 

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