DANCE SINGLES
REVIEW
PART 10
Call Me (2010) Dirty Talk (2010) Rich (Fake It Til You Something Kinda Ooh (2010)
Samantha vs
Sabrina
Wynter
Gordon
Make It)
(2010)
Lolene
Amy
Weber
(P)2010 X-Energy (Italy)
(P)2010 Big Beat/Atlantic
(USA)
(P)2010 Capitol Records
(USA)
(P)2010 Dauman Music
(USA)
1.Call Me 3:39 ビデオ
2.In The
Morning 3:50 *
3.I Give Myself To You (Remix)5:08
**
4.Gringo (Remix)3:36 *
5.Call Me 3:39 **
6.Call
Me 3:39 *
7.Call Me
(Andrea T. Mendoza
vs
Tibet
Yes Club Mix)7:12 ビデオ
8.Call
Me
(Starlet DJs Club Mix)7:03
9.Call Me
(Sleazesisters Club Mix)8:01
10.Call Me
(Williamsburg Trash
Bar Mix)5:24
* performance by Sabrina Salerno
** performance by
Samantha Fox
produced by Andrea T. Mendoza and Ste
ven tibet
#3
produced by Samantha Fox & Joe Ba
rucco. remixed by Pete
Hammond
#8 & 9 remixed by Pete Martine and Jam
es St.
James
#10 remixed by David Barratt1.Album Version 3:16 ビデオ
2.Laiback
Luke Remix 6:31 ビデオ
3.Chew Fu
Extended Remix 5:27
4.Saul Ruiz Remix 8:47
5.Electrolytez Remix
3:25
6.Jeremy Word Remix 6:17
7.Watchmen Remix 5:14
8.Hagenaar
& Albrecht Remix 5:57
9.Kim Fai Remix 6:31
produced by
Jupiter Ace
* promotional use only1.Main Version 3:13 ビデオ
2.Mark
Picchiotti Radio Edit 3:28 ビデオ
3.Static
Revenger Mix
Radio Edit 3:06 ビデオ
4.Static
Revenger Mix 3:44
5.Mark Picchiotti Club Mix 6:53
6.Static Revenger
Dub 5:27
7.Mark Picchiotti Dub 7:32
produced by The
Messengers
#2, 5 & 7 remixed by Mark Picchiotti
#3, 4 & 6
remixed by Static Revenger
* promotional use only1.Tracy Young Club Mix
8:15
2.Tracy Young Radio 3:38
3.Tracy Young Mix Show 6:30
4.Tracy
Young Dub Mix 8:15
5.Demarko Power Mix 9:06
6.Klub
Jumpers/
Mike Bordes Club Mix 5:26
7.Nasty Habits/
Mike Bordes Radio Mix 3:18
produced by Jason Dauman & Amy
Weber
* promotional use only
ついに実現しました、サマンサ・フォックスとサブリナのコラボ企画です。まあ、遅きに失したような気もしないではないですが(笑)。楽曲はブロンディのカバーです。こちらのCDは限定発売のEPバージョン。それぞれのソロ・トラックや通常盤未収録のリミックスを聴くことができます。#3では懐かしやピート・ハモンドの名前が。ただ、どれも出来栄えは可もなく不可もなく。相変わらず下手っクソな二人の歌声は妙な安心感を醸し出しますけどね(^^;
メアリー・J・ブライジなどに楽曲を提供している有名なR&B系ソングライター、ウィンター・ゴードンのデビュー・シングル。どうやらR&
Bのジャンルとは決別したらしく、アンダーグランド色濃厚なバリバリのプログレッシブ・ハウスに仕上がっています。ビルボードのクラブ・チャートではナンバー・ワンを獲得
。こちらはプロモ限定盤で、似たようなミックスが多いものの、オールド・スクール仕立てな#5や超立体的なテックハウス#6はグッド。 これまたソングライターとして活躍するイギリス人女性ロレーンのデビュー・シングル。マドンナやデビー・ハリーに影響を受けたという彼女らしい、エッジーでダンサンブルなエレクトロ・ディスコ・ナンバーに仕上がっています。恐らく話題となるのはベテラン、マーク・ピショッティのリミックスだと思いますが、個人的にはスタティック・リベンジャーの仕事を買いたいかな。バウンシーで切れのあるサウンドが実にクール。これもプロモ限定盤です。
男性雑誌のセクシー・モデルにして、アメリカでは元WWEディーヴァのヒール役としても知られるエイミー・ウェバーがリリースしたシングル。UKのガールズグループ、ガールズ・アラウドのカバーです。B級タレントのキワモノを連想しがちかもしれませんが、意外にも真っ当な仕上がり。大御所トレイシー・ヤングによるリミックスも、まさにクラブ・シーンの王道といった感じですね。大箱に映えるハイ・クオリティな作品だと思います。
We No Speak Americano
(2010) Chica Bomb (2010) Rocket
(2010) Why Don't You
(2010) 1.Chica Bomb 3:31 ビデオ
Yolanda Be Cool & DCUP
Dan
Balan
Goldfrapp
Gramophonedzie
(P)2010 Superstar/Universal
(Germany)
(P)2010 Polydor/Universal
(EU)
(P)2010 Mute Records (UK)
(P)2010 Positiva/Virgin
(UK)
1.Radio Edit 2:28 ビデオ
2.Original
Extended Mix 4:32
3.Original 4:30 ビデオ
4.Rockerz
Chiefs Booty Mix 5:03
5.Video 2:28
produced by Johnson Peterson,
Sylvester Martinez, Duncan Maclennan,
#4 remixed by Thomas Kutger, Ragi
Swelim
2.Chica
Bomb
(Vanotek Remix)4:10 ビデオ
produced
by Dan Balan, Andrea Bertolini, Ion Chirincluc
#2 remixed by
Vanotek1.Rocket 3:52 ビデオ
2.Tiesto
Remix 6:54 ビデオ
3.Richard X
One Zero Remix 7:00 ビデオ
4.Penguin
Prison Remix 6:31 ビデオ
5.Grum Remix
6:38 ビデオ
produced
by Goldfrapp
#2 remixed by Tiesto
#3 remixed by Richard X
#4
remixed by Penguin Prison
#5 remixed by Grum1.Radio Edit 2:40 ビデオ
2.Bingo
Players Remix 6:11 ビデオ
produced
by Marko Milicevic
#2 remixed by Bingp Players
ヨーロッパでは10カ国以上でヒット・チャート1位を獲得し、今年ナンバー・ワンのヒット曲とも言われている作品。80年代のタコを彷彿とさせるキッチュなユーロ・ディスコです。まあ、アメリカで全く受けなかったというのも分らないでもないような・・・(笑)。古いカンツォーネをサンプリングしていますが、オーストラリアの作品です。日本でも昔ならミー&マイのノリでヒットしたのではないかと思いますが、洋楽不況の今では無理かな・・・。
日本でも大ヒットした『恋のマイアヒ』で有名なモルドバ出身のグループ、O-Zoneの元メンバー、ダン・バランがリリースしたシングルです。女性ボーカルをフューチャーした、ポップでキャッチーなユーロ・テックハウス。ありきたりと言っちゃありきたりですが、パーティなどで盛り上がるには最適なナンバーといったとこでしょうか。ただ、チャート・アクションは芳しくなかったようですね。創意工夫のない#2のリミックスは及第点。
UKのシンセポップ・デュオ、ゴールドフラップの作品。キャッチーかつドリーミーな、いかにも80年代っぽい雰囲気をかもし出すポップ・ナンバーです。個人的には大好きなんですけど、期待ほどのヒットには至らず。ただ、アメリカのクラブ・チャートでは1位を獲得しました。リミックスでは80年代のジョルジョ・モロダーを彷彿とさせる#3と#
5が最高〜!前者は『エレクトリック・ドリーム』、後者は『フラッシュダンス』って感じですかね。 セルビアの人気DJマルコ・ミリチェヴィッチによるプロジェクト、グラモフォンジーのデビュー・シングル。全編にペギー・リーのヴォーカルをサンプリングした、ジャズ・スタイルのテックハウス・ナンバーです。これが超カッコいい。特にビンゴ・プレイヤーズのリミックス#2は、シンセのグワーッという広がりがえらく気持ち良いのですよ。UKでトップ20入りしたのを筆頭に、ヨーロッパ各国ではそこそこのヒットに。次回作が楽しみです。
Misunderstanding (2010) Something About You (2010) Can't Shake This Feeling
(2010) Everybody Dance! (2010)
Kris Reen
VS Majuri
R.I.O.
feat. Liz Kay
Grum
Rivaz
feat. Laurent N
(P)2010 D:Vision (Italy)
(P)2010 Zooland/D:Vision
(Italy)
(P)2010 Heartbeats/D:Vision
(Italy)
(P)2010 D:Vision
(Italy)
Misunderstanding
1.Radio Mix
2:52
2.Kris Reen DubBitch Mix 6:10
3.Ivan Kay Remix 6:01 ビデオ
4.AnFunk
Remix 8:01
5.Kris Reen Klub Mix 6:25 ビデオ
Lift Me
Up
6.Pain & Rossini Club Rmx 6:41
7.Pain & Rossini
Rmx
-DiskoMachine Chop Re-Edit 4:54
8.Pain & Rossini
Instrumental Rmx 6:41
produced by Christian Pirino
#3 remixed by
Ivan Massoni
#4 remixed by Antonio Gozzo
#6 & 8 remixed by Pain
& Rossini
#7 produced by Pain & Rossini. re-edited by Davide
Re1.Something About You
(Radio Edit) 3:51 ビデオ
2.Something
About You
(Extended Mix) 5:44 ビデオ
3.Watching
You
(Extended Mix) 5:50
4.Watching You
(Radio Edit)
3:55 ビデオ
produced
by Manuel Reuter & Yanin Peifer1.Radio Edit 3:26
2.Grum Club Mix
4:37
3.Ghosts Of Venice Remix 5:15 ビデオ
4.DCUP Remix
3:55 ビデオ
5.Aston
Shuffle Remix 5:13
6.Beaumont Remix 5:10 ビデオ
7.Charlie
Remix 6:10
8.Album Version 3:57
9.Videoclip 4:15 ビデオ
produced
by Grum.
#3 remixed by Ghosts of Venice
#4 remixed by DCUP
#5 The
Aston Shuffle
#6 remixed by Beaumont
#7 remixed by
Charlie.1.Rivaz Radio Edit 3:24 ビデオ
2.Original
Edit 3:05
3.Rivaz Club Mix 4:58
4.Original Mix 5:00 ビデオ
5.Schenetti
vs. Rivaz Get Funk 5:44
6.Mavi & Svezza Remix 5:49
7.SainPaulDj
Remix 8:00
produced by Davide Riva & Nicola Schenetti
#6
performed 6 mixed by Mavi, Svezza and Alex B
#7 performed & mixed
by SainPaul Dj
イタリアのDJ、クリスチャン・ピリーノakaクリス・リーンと女性ボーカリスト、ロレダーナ・マイウリによる約1年ぶりとなる新曲。かつてのクリスタル・ウォーターズを彷彿とさせる、ディープでグルーヴィーなテックハウスに仕上がっております。このエロいグルーヴ感がたまりませんな♪オリジナル・ミックス#5がベストですが、アフロ・ハウス・スタイルの#4もクール。前作のリミックスも手堅い出来栄えです。
ドイツを基盤とする多国籍ハウス・ユニット、R.I.O.が、オランダのユーロ・ディスコ・ディーヴァ、リズ・ケイをヴォーカリストとして迎えた最新シングル。これが実に爽やかで哀愁感溢れるユーロ・ハウスの佳作となっております。アンダーグラウンド色を一切排除し、ダンス・ポップの王道に徹したのは大正解。カップリング曲の#3と#4もお洒落でキャッチーなアーバン・ディスコといった感じ。好きですね。
レディ・ガガやゴールドフラップなどのクラブミックスを手掛け、ここ数年で一気に注目を集めているUKのハウス・クリエイター、グラムの最新シングルです。オリジナル・ミックスである#1と#8はいまひとつなんですが、80年代のシンセ・ファンクを彷彿とさせるクラブ・ミックス#2が超カッコ良い。DCUPがリミックスを手掛けた#4も、エレガントなテクノ・ディスコといった按配でグルーヴィ〜です♪
イタリアが生んだ90年代のユーロ・ディーヴァ、ウィッグフィールドを育てたプロデューサー、ダヴィデ・リヴァ。その彼のプロジェクト、リヴァズによる久々のシングルです。これがまあ、素晴らしいくらいにキャッチーでフリーキーなテックハウスなんですわ。打ち込みの躍動感にシンセの浮遊感。程よいアフロ・テイストも趣味良し。ベース感を増量したバウンシーなリミックス#7も聴き応え十分です。
Systematic (2010) Anzap (2010) Not Going Home
(2010) Rain
(2009) DJボニー名義でも活躍しているイタリアの人気DJ、コラード・ボニのプロジェクト、ズンダ・プロジェクトのセカンド・シングル。アフロ・テイストのバウンシーなテックハウスです。いやあ、このピョンピョンしたシンセの音がたまんないですね〜。思わず病みつきになります。ちなみに、#2と#4のリミックスを手掛けたジェシー・ダイアモンドDJもボニのプロジェクト。こちらは王道系テックハウスに仕上がってます。
No
Face-Boom
present DJ Fabry
Zunda
Project
Faithless
Mika
(P)2010 Link Records/SAIFAM
(Italy)
(P)2010 Fragile Records/SAIFAM
(Italy)
(P)2010 Nates Tunes/Pias
(EU)
(P)2009 Casablanca/Universal
(UK)
1.Boar Mix Fanelli &
Spanguolo 5:24 ビデオ
2.Les Project
vs Fanelli Rmx 5:40 ビデオ
3.Original
5:30
4.Panjans Pill Remix 6:18
5.Les Project From The TV Mix
3:14
* limited pressing copy1.Original Mix 5:05 ビデオ
2.Jessie
Diamond DJ Remix 4:42 ビデオ
3.Original
Radio Mix 3:47
4.Jessie Diamond DJ Radio Remix 3:27
limited
pressing copy1.Original Mix (Radio Edit) 3:14 ビデオ
2.Original
Mix 6:59
3.Eric Frydz Remix 9:01 ビデオ
4.Armin Van
Buuren Remix 8:10 ビデオ
5.Rollo &
Sister Bliss
Monster Acid Club Mix 7:19
produced by Rollo
& Sister Bliss
#3 remixed by Eric Prydz
#4 remixed by Armin van
Buuren & Benno de Goeij
#5 remixed by Rollo & Sister
Bliss1.Rain 3:44 ビデオ
2.Poker Face
(Recorded for
the Radio 1 Live Lounge)3:10
3.Rain
(Seamus Haji Big Love
Remix)8:39 ビデオ
produced
by Greg Wells and MIKA
#3 remixed by Seamus Haji
90年代から活躍するイタリアの人気DJファブリツィオ・マルティーニが久々に発表したシングル。かなりプログレッシブで実験的な、それでいてポップでキャッチーなテックハウスに仕上がっています。このブインブインと唸るベース、プヨンプヨンと弾けるシンセの浮遊感がたまらなく好きです。ミックスは比較的似通ったものが多いものの、トライバルなアフロ・テイストを押し出した#4が凝っていて面白い。
90年代に一世を風靡したUKのクラブ系バンド、フェイスレスの3年ぶりとなったシングル。個人的にあまり好きなバンドではなかったのですが、今回はこれまでと少々趣を変えた・・・といいますか、わりと直球なテックハウス。素直にダンサンブルなところが好感触です。特にエクスペリメンタルでありながら遊びも忘れていないアーミン・ヴァン・ビューレンのミックス#4はクール。悪くないと思います。
いつか載せようと思っていて機を逸していたシングルです(^^;
ジャパニメーションやJ-POPのマニアとしても知られるUKのポップ・アーティスト、ミーカが昨年リリースしたシングル。彼もまた個人的にはそれほど好きなタイプの人ではないものの、この表題曲は超お気に入りです。それはもうウルトラ・キャッチーでセンチメンタルなダンス・ポップ。#3のリミックスは可もなく不可もなくですけど。
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