アンナ・ヴィッシ Anna Vissi
〜ギリシャ音楽界の女王〜

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 ギリシャのアーティストといえば、日本ではナナ・ムスクーリやデミス・ルソス、ハリス・アレクシオウ辺りが有名だが、実際にギリシャで最も人気の高いアーティストとなるとアンナ・ヴィッシ以外にないだろう。1973年のデビュー以来、常にギリシャ音楽シーンのトップに君臨し続けている歌手だ。特に90年代半ば以降はリリースするアルバムが次々とセールス記録を打ち破っており、まさに向かうところ敵なしの状態。女性アーティストとしてはギリシャ音楽史上最大のセールス記録を誇る大スターである。
 日本では洋楽と言えば英語というのが必須条件である上、英語圏以外のアーティストにはワールド・ミュージック的要素が求められるため、彼女のような非英語圏の流行歌手はなかなか紹介される機会がない。ゆえに、ギリシャのディーバと言うとハリス・アレクシオウばかりが取り上げられ、肝心のアンナ・ヴィッシの存在はほぼ無視されてきてしまった。しかし、ギリシャ音楽界の真のディーバはアンナ・ヴィッシである。事実、ギリシャ人は彼女のことを“Thea(女神)”と呼んでいる。
 当初はシャンソンやカンツォーネ風のバラード、ギリシャの伝統音楽風のポップ・ナンバーを得意としていたが、95年の“Klima Tropiko”辺りから汎地中海系のワールド・ビートを前面に押し出すようになり、さらにはハウスやトランスを取り入れたダンス・ナンバーをリリース。作品を追うごとにルックスもどんどんと若返り(老け顔だった20代の頃よりも若く見える)、ステージではマドンナばりの激しいパフォーマンスを披露している。とても50代を目の前にしたベテラン・アーティストとは思えないパワーとエネルギーで、最近では活躍の舞台を世界に移しつつある。

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 アンナ・ヴィッシは1957年12月20日、キプロス島の町ラルナカに生まれた。6歳から地元の音楽院で歌を学ぶようになったアンナは、12歳の時に年齢を偽って出場した音楽コンテストに優勝。地元のテレビにも出演するようになった。彼女の才能に確信を持った母親の強い勧めで、一家は73年にギリシャに移住する。アテネ大学に通う傍ら、ハリス・アレクシオウやヴァシリス・パパコンスタンティノウといった有名な歌手と知り合ったアンナは、同年シングル“O, Ti Kosmos Baba”でレコード・デビューを果たす。
 その後、暫くはセールス的に恵まれなかったアンナだったが、79年にリリースしたアルバム“Kitrino Galazio”が初めてヒット・チャートで1位を記録。翌年にはユーロビジョン・ソング・コンテストのギリシャ代表に選ばれ、ようやくトップ・スターの仲間入りを果たす事となる。83年には歌手ニコス・カルヴェラスと結婚。そして、86年には再びユーロビジョン・ソング・コンテストに出場する。ただし、今度は故郷キプロスの代表として。
 こうして、ギリシャを代表する人気スターとして活躍するようになったアンナだったが、本格的な全盛期が到来するのは90年代に入ってから。91年に夫カルヴェラスとの長年の夢だったミュージカル“Daimones”を製作・主演したアンナは、舞台・テレビと活躍の場をどんどんと広げていく
。そして97年にリリースしたアルバム“Travma”がトリプル・プラチナムを獲得するメガ・ヒットを記録。さらに2000年の“Agapi Ypervoliki”と“Kravgi”が、それぞれギリシャにおける過去のセールス記録を塗り替える大ヒットとなり、名実共にギリシャ音楽界の女王の座を手に入れた。ギリシャ国内の音楽賞も毎年のように受賞しまくっており、そのトロフィーの数は数え切れない。
 さらに、2000年のシングル“Everything I Am”と同名アルバムで英語圏にも進出を果たす。これはアメリカへの本格進出を狙ったものだったが、残念ながらセールス的には惨敗を喫した。しかし、2005年にリリースしたシングル“Call Me”がビルボードのダンス・チャートで1位を獲得。ニューヨークのコパカバーナを始め、全米各地のクラブを巡るライブ・ツアーも大盛況だった。
 2006年には再びユーロビジョン・ソング・コンテストにギリシャ代表として出場。さらにはキプロス、旧ユーゴ諸国、アルバニア、ルーマニア、スペイン、ロシア、オランダ、スウェーデン、ベルギー、イスラエルを巡るシングル“Everything”のプロモーション・ツアーを敢行し、5月にはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートも成功させた。
 秋までには2枚目に当る英語アルバムを全米でリリースし、本国でもギリシャ語アルバムをリリースする予定だという。しかも、同時期には本格的なワールド・ツアーも計画されており、いよいよギリシャのディーバから世界のディーバへと羽ばたこうとしている。ということで、当分はその活動から目が離せそうにない。

“Pe to Xana”のプロモ・クリップ ココ で見れます!(男装のアンナはプリンスそっくり)

“Everything”のプロモ・クリップ ココ で見れます!

KATI_SYMVENI.JPG FOTIA.JPG KLIMA_TROPIKO.JPG TRAUMA.JPG

Kati Symveni (1985)

Fotia (1989)

Klima Tropiko (1995)

Travma (1997)

(P)1996 Sony Music Ent.(Greece) (P)1989 CBS Inc (Greece) (P)1995 Sony Music Ent.(Greece) (P)1997 Sony Music Ent.(Greece)
1,Kati Symveni
2,Ti Eho Na Haso
3,Ki Omos Eheis Figi
4,Agapa Me
5,Otan Thartheis
6,Dodeka
7,San Ke Mena Kammia
8,Oti Ki An Pis
9,Ke Se Girevo
10,Pali Horizoume
1,Pseftika
2,Xanagirisa
3,Balomataki
4,Se Skeftome Sinehia
5,Fotia
6,Kapnizo
7,Ti Mou Kanis
8,Voihia
9,Quai Ki'alimono
10,Telios Erotas
1,Trellenome (Klima Tropiko)
2,Ke Ti Egine
3,Paralio
4,Parte Ta Oka
5,O, Ti Mou Zitiseis
6,Horevo
7,S'agapo M'agapas
8,Ekatommiria
9,Sentonia
10,Agoni Grammi
11,Dihasmeno Kormi
12,Eleni

All song written and produced by Nikos Karvelas
1,Travma
2,Ekei
3,Drepome
4,Siga
5,Nase Kala
6,To Katalaves
7,Me Noiazei
8,Mavra Gialia
9,Eprepe
10,Apolito Keno
11,To Megalitero Souxe
12,Thanatos Ine e Agapi
13,Me Halaei
14,Se Thelo Me Thelis
15,Se Thimame

All songs written and produced by Nikos Karvelas

 アンナにとって通算8枚目に当るアルバム。殆どの作曲を夫のカルヴェラスが担当している。ブズーキを使ったギリシャらしい楽曲もあるものの、全体的にはバラードを中心とした正統派ヨーロピアン・ポップス的要素が強い。#6なんか殆どカンツォーネ。ルチオ・ダラやウンベルト・トッツィ辺りの作品を思わせる良質のポップ・バラードに仕上がっている。ただ、それ以外は平凡な印象の楽曲ばかりで、平均的なヨーロピアン・ポップスの域を出るものではないと思う。

 エキゾチックなオリエンタリズムを前面に押し出した通算12枚目に当るアルバム。アラブ歌謡にも通じるドロ臭さがあって、ちょっと好き嫌いが分かれてしまうかもしれない。いかにも80年代っぽいダンス・ロックっぽい仕上がりの#5やオリエンタル風ユーロビートといった感じの#6、当時のブラコン風のエレクトロ・ナンバー#7など、オフラ・ハザになり損ねてしまったようなユルさが何とも形容しがたい。  アコースティック・サウンドをメインに、洗練されたワールド・ミュージック的アプローチが印象的な意欲作。カンツォーネ風の哀愁感溢れる美しいメロディに伝統的な民族楽器を配した壮大なバラード#3、ほとんどパンクと言ってもいい位に激しいシルタキ・ダンス風の#6、ブズーキの哀しい音色が素晴らしい情緒豊かなバラード#8など、非常に完成度の高い楽曲が揃っている。鬼気迫るようなアンナのボーカルも迫力満点で、まさに女王の貫禄。  文字通りアンナにとって転機となったメガ・ヒット・アルバム。ギリシャの民族音楽的要素をふんだんに取り入れた素晴らしいポップ・ナンバーを聴かせてくれる。クラブ・ミュージックと呼べるほどエレクトロ色はまだ強くないが、いわゆるワールド・ビート系のファンにも十分にオススメできる仕上がりで、ツボを心得たキャッチーで哀愁感溢れるメロディ作りも秀逸。エレガントでダンサンブルなラブ・ソング#2や#7など、ギリシャ・ポップスの醍醐味が満載。オススメです。

EVERYTHING.JPG KRAVYI.JPG X.JPG THE_REMIXES.JPG

Everything I Am (2000)

Kravgi (2000)

X (2002)

The Remixes (2003)

(P)2000 Sony Music Ent.(Greece) (P)2000 Sony Music Ent.(Greece) (P)2002 Sony Music Ent.(Greece) (P)2003 Sony Music Ent.(Greece)
1,Everything I Am (Original Version) 3:14
2,Everything I Am (Almighty Mix) 7:29
3,Everything I Am (Groove Brothers Remix)
4,Moro Mou

produced by Walter Turbitt.
#2 remixed by Almighty Associates
#3 remixed by Walter Turbitt
Disc 1
1,Kravgi
2,Sadismos
3,Horis To Moro Mou
4,Kalitera E Dio Mas
5,Shizofrenia
6,Apopse Lipis Apo Do
7,Moni Mou
8,Agapoula Mou
9,Kardia Apo Petra
10,Thivet
11,De Me Agapas
12,Ola Ta Lefta
Disc 2
1,Atmosfera Ilektrismeni
2,To Poli Poli
3,(AAA)AAA
4,To Telefteo Tsigaro
5,Kopike E Grammi
6,Nostalgia
7,Mi Mou Les
8,Kapnizo (Remix)
9,Kaka Pedia
10,Epilogi Mou
11,Afti Ti Fora
12,Agapi Ipervoliki
1,Tasis Aftoktonias
2,X
3,Se Zilevo
4,Martirio
5,Sigharitiria
6,Paei Teleiose
7,Tifli Embistosini
8,Ta Radiofona
9,Ekplixi
10,Aipnies
11,Pes To Xana
12,Chronia Polla

all song written by Nikos Karvelas
produced by George De Angelis
1,Se Zilevo (Galleon Electro-Pop Remix) 3:38
2,Tifli Embistosini (Remix) 4:26
3,X (Soumka Mix)
4,Chronia Polla (Remix)
5,Tasis Aftoktonias (The Bombay Mix)

produced by George De Angelis
#1 remixed by Philippe Laurent
#2 remixed by Takis Damaschis
#3 remixed by Soumka
#4 remixed by Valentino
#5 remixed by Elias Pantazopoulos
 アンナにとって世界進出第1弾となったシングル。爽やか系のダンス・ポップ・ナンバーで、あえてギリシャ色を取り払ったのかもしれないが、それが逆に彼女らしさを失わせてしまった。決して出来は悪くないものの、かといって印象に残るような作品でもなかったりするのが残念。Almightyによるリミックス#2は、いかにも彼ららしいユーロ・アンセム的な仕上がり。カップリング曲#4は一転してギリシャ色の強い哀愁ダンス・ナンバーで、個人的にはこっちの方が好き。  オリジナル・アルバムで2枚組という気合の入りまくった力作で、今までのところ彼女にとって最大のセールスを記録した超メガ・ヒット・アルバム。汎地中海ビート炸裂のエキゾチックでミステリアスでダンサンブルな作品に仕上がっている。ノスタルジックなメロディにハードなトライバル・ビートが迫力満点なDisc1の#4では最大の好敵手である女性歌手ケティ・ガルビとのデュエットも実現。まるでキャット・ファイトのような大熱唱を聴かせてくれる。民族楽器とエレクトロ・サウンドの配分も絶妙で、クラブ系の音に偏り過ぎていないのもいい。初心者はまずここから。オススメ。  よりクラブ・ミュージック的アプローチを強めた作品ながら、前作に比べて全体的に楽曲のインパクトは弱い。今まで夫のカルヴェラスに一任していたプロデュースだが、今回は元PWLのキーボード奏者でキム・アップルビーのプロデュースでも知られるイギリス人ジョージ・デ・アンジェリスが担当している。その割には、きっちりとギリシャっぽさを残しているのが面白い。ただ、やはり全体的にサウンド・プロダクションに重点を置きすぎて、楽曲がおざなりになってしまったような印象は否めない。#9なんかも、後にトルコのベンギュンがカバーしたバージョンの方が遥かに良い。  こちらは前作“X”収録曲から5曲をピック・アップしたリミックス・アルバム。Deep Forestを手掛けた事でも知られるフランスのリミックス・チームGalleonのメンバーPhilippe LaurentやMikael Deltaのリミックスを手掛けたフランス人Soumkaなど、アンダーグランド・ハウス、ディープ・ハウス系のリミキサーが参加している。程よいトライバル感が気持ち良いポップなオリエンタル・ガラージ#1や幻想的で情緒豊かな美しいディープ・ハウスに仕上がった#3など、原曲よりもキャッチーで聴き応えがある。

PARAXENES.JPG CALL_ME.JPG NYLON.JPG EVERYTHING_2.JPG

Paraxenes Eikones (2003)

Call Me (2005)

Nylon (2005)

Everything (2006)

(P)2003 Sony Music Ent. (Greece) (P)2005 Sony BMG Music (Greece) (P)2005 Sony BMG Music (Greece) (P)2006 Sony BMG Music (Greece)
Disc 1
1,Min Psahnis Tin Agapi
2,Isei
3,Ego Moro Mou
4,Treno
5,Girna
6,Paresthisis
7,Sa Hlomo To Vlepo
8,Eho Pethani Sena
9,Erimi Poli
10,Xafnika
11,Velos
12,Paraxenes Eikones
Disc 2
1,Psihedelia
2,Vaterlo
3,Me Mia Signomi
4,Fevgo
5,O Andras Tis Zois Mou
6,Mov
7,Den Apofasisa Ego
8,Stirixou Epano Mou
9,Arketa
10,Ti Apomeni
11,Nea Filadelfia
12,Pos Ta Ferni Etsi E Zoi
13,Isei (Prodigal Son Remix)
1,Call Me (Original Version) 4:20
2,Lie (Radio Mix) 4:08
3,Call Me (Chris Cox Mix)
4,Call Me (Lee Cabrera Mix)

#3 remixed by Chris Cox
#4 remixed by Dave Lee & Albert Cabrera
1,Nylon
2,Logia Ke Siopes
3,Kanenas
4,Erota E Polemo
5,Erota Mou Apiste
6,Gia Teleftea Fora
7,Kinoumeni Ammos
8,Mi Me Lipithis
9,Gia Sena Tha Pethano
10,Distihima
11,Agapi Ine
12,Eho Tosi Agapi
13,Venetia
14,Ta Kalitera Mas Hronia
15,Telia
16,Lie (Alex Papaconstantinou Club Edit)

all songs written & produced by Nikos Karvelas
1,Everything
2,Everything (Remix)

produced by Nikos Karvelas
#2 remixed by Valentino & Christodoulos Siganos

 ギリシャ国内で爆発的なヒットとなったオリエンタル・トランス・ナンバー#2(Disc1)を含む大ヒットアルバム。またまた2枚組という豪華版。ダンス・ナンバーからバラード、ブズーキをフューチャーした民族色の強い作品まで、非常に幅広い楽曲が詰め込まれている。ギリシャ音楽らしい哀愁感に満ちた美しいメロディも健在で、“Kravgi”と並んで彼女のベストと呼んでいい質の高いアルバムに仕上がっている。これだけ大量に詰め込んで、捨て曲が殆どないというのは立派。

 アンナにとって念願の全米本格進出を果たした大ヒット・シングル。2003年にギリシャでヒットした“Isei”の英語バージョンに当る作品で、程よいオリエンタリズムを盛り込んだトランス・アンセムに仕上がっている。元ThunderpussのChris Coxがリミックスを手掛けた#3は、いかにも彼らしいアッパーなハード・ハウス。さらに、ここ数年UKを中心に良質のラテン・ハウスやガラージ・ハウスをリリースしているLee Cabreraによる#4は、非常に洗練されたディープ・ハウスに仕上がっている。  パワフルでテンションの高いトランス・アンセム#1で幕を開ける最新アルバム。個人的には牧歌的で優しいメロディ・ラインのキャッチーな民族舞踊風ポップ・ナンバー#3がダントツにオススメ。男性ラッパーとハードなエレクトリック・ギターをフューチャーしたオリエンタル・ハードコア・ファンク#4、ブルージーなカンツォーネ風バラード#6など、クラブ系の音からギリシャらしいアコースティック・サウンドまで、実に巧みな楽曲構成が見事。快進撃を続ける彼女の勢いが感じられる1枚。  本年度ユーロビジョン・ソング・コンテストのエントリー曲としてリリースされたメロディアスなロック・バラード。思わず口ずさんでしまうような80年代風のキャッチーなメロディが魅力で、絞り出すようにシャウトするパワフルなアンナの歌声も素晴らしい。変に小細工することなく、ストレートに爽やかなユーロ・ハウスに仕上げたリミックス#2もグッド。コンテストのファイナルでは残念ながら9位に終わったものの、非常に良質な作品だと思う。オススメです。

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The Video Collection

(P)2001 Sony Music Ent.(Greece)
画質★★★★☆ 音質★★★★★
DVD仕様(ヨーロッパPAL盤)
カラー/スタンダード&ワイド・スクリーン/5.1chサラウンド・ステレオ/音声:ギリシャ語・英語/字幕:英語/地域コード:ALL/120分/製作:ギリシャ

映像特典
アンナ・ヴィッシのビデオ・メッセージ
フォト・ギャラリー
バイオグラフィー
ディスコグラフィー
1,Pseftika
2,Antistrophi Metrisi
3,Ena Sou Leo
4,Phos
5,Sta 79
6,Daimones
7,Den Thelo Na Ksereis
8,Emeis
9,Akoma Mia
10,Lambo
11,Eleni
12,Eimai Poli Kala
13,Metra
14,Vre Kouto
15,Mavra Cialia
16,Forget Me This
17,Mou Anikeis
18,Erotevmenaki
19,S'echo Epithimisei
20,Everything I Am
21,Agapi Tpervoliki
22,Dodeka (Live)
23,Kravgi
24,Choris To Moro Mou
25,Kravgi Hitmix
 アルバム“Kravgi”までの作品から選曲されたビデオ・クリップ集。その楽曲の変化もさることながら、やはり一番目を引くのはアンナのルックスの劇的な変化。まあ、勿論いろいろと手を加えてはいるのだろうが、相当量のトレーニングのダイエットをしたと思われる。古いクリップでは二重アゴ気味で、体も普通体型なのだが、作品を追うごとに顔も体も無駄な贅肉がそぎ落とされてシャープになっていく。見比べると結構面白いかも。

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